社名 | 株式会社BIOTECHWORKS-H2 |
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所在地 | 東京都渋谷区神宮前6-18-3 神宮前エスビル6階 |
代表者 | ⻄川明秀 |
設立 | 2023年7月5日 |
URL |
ニュースリリース
廃棄する旧ユニフォームを水素エネルギーに変換する ケミカルリサイクルの取り組みを開始
2025年02月10日
ヤンマーホールディングス株式会社

ヤンマーホールディングス株式会社は、使用しなくなったユニフォームを水素エネルギーに変換するケミカルリサイクル※1の取り組みを開始します。本取り組みは、廃棄物管理とエネルギーの革命を目指すグローバルスタートアップ企業である株式会社BIOTECHWORKS-H2(以下、BIOTECHWORKS-H2)とのパートナーシップ締結により実現しました。
日本では、年間およそ16万トンもの企業ユニフォームが廃棄されており、産業廃棄物である企業ユニフォームの適切な処理が求められています。また、産業廃棄物として焼却処理する際には、温室効果ガスが発生するため、環境負荷の低減が課題となっています。
ヤンマーグループでは、脱炭素社会の実現に向けて「YANMAR GREEN CHALLENEGE 2050」を推進し、環境負荷フリーの企業活動を目指しています。2024年5月のユニフォームリニューアル※2に伴い、使用しなくなった旧ユニフォームを、適切かつ環境負荷の少ないBIOTECHWORKS-H2のケミカルリサイクルの仕組みで処理します。生成した水素の一部は、ヤンマーの水素関連施設での実証的使用も検討していきます。
将来的にはヤンマーグループが指定管理する大阪・長居公園の落ち葉や枯れ木などの廃棄物もケミカルリサイクルにより水素エネルギーへ変換していく予定です。今後も本取り組みをグループ全体で推進し、脱炭素社会の実現に貢献していきます。
BIOTECHWORKS-H2との取り組み概要
- ヤンマーグループは、脱炭素社会の実現に向けて、企業活動、サプライヤーを含めた生産活動、製品そのもの、すべてから排出される温室効果ガス・環境負荷物質をゼロにする「YANMAR GREEN CHALLENGE 2050」を推進しています。
- 2024年5月のユニフォームリニューアルに伴い、使用しなくなった旧ユニフォ―ムを適切かつ環境負荷の少ないケミカルリサイクルで水素に変換します。これまでの焼却処理と比較し、CO2排出量を大幅に削減することができます。
- ヤンマーが想定する約5トンの廃棄ユニフォームからおよそ300キログラムの水素を生成※3することができます。


- ※1ケミカルリサイクルとは、製品を科学的に分解し、化学原料として利用するリサイクル手法。半永久的にリサイクルが可能で、CO2の削減にもつながります。
- ※2従業員の多様性を尊重し、より働きやすく ユニフォームを10年ぶりにリニューアル(2024年5月1日付)
https://www.yanmar.com/jp/news/2024/05/01/137246.html - ※3想定されるヤンマーグループから回収予定のユニフォームの量をもとにBIOTECHWORKS-H2にて試算
BIOTECHWORKS-H2 会社概要

「YANMAR GREEN CHALLENGE 2050」について
<ヤンマーについて>
1912年に大阪で創業したヤンマーは、1933年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功した産業機械メーカーです。「大地」「海」「都市」のフィールドで、産業用エンジンを軸に、アグリ、建機、マリン、エネルギーシステムなどの事業をグローバルに展開し、お客様の課題を解決するソリューションを提供しています。ヤンマーは“A SUSTAINABLE FUTURE-テクノロジーで、新しい豊かさへ。-”をブランドステートメントに掲げ、次の100年へ向けて持続可能な社会の実現に貢献していきます。
- ※記載内容はリリース発表時点のものです。最新の情報とは内容が異なっている場合がありますのでご了承願います。
【報道関係者お問合せ先】
ヤンマーホールディングス株式会社
ブランド部コミュニケーション部 広報担当
E-mail: koho@yanmar.com