ニュースリリース

従業員の多様性を尊重し、より働きやすくユニフォームを10年ぶりにリニューアル

2024年05月01日
ヤンマーホールディングス株式会社

ヤンマーホールディングス株式会社は、従業員のユニフォームを10年ぶりにリニューアルし、順次、国内グループ会社で着用を開始します。働き方や職場環境の多様化が加速する中、今回のリニューアルでは、職種・職域による指定をなくし、ユニフォームのデザインを統一するとともに、新たにマタニティユニフォームを導入しました。

新ユニフォームは、国内グループ会社の従業員がプロジェクトチームに参画することで、現場から寄せられた改善提案の声を反映した仕様となっています。機能面では、肩回りや腰回りに、特殊な型紙設計と素材を採用することで、フレキシブルな運動性を実現するなど、作業時における快適性を向上させています。また、当社のデザイン部もデザイン制作に携わり、コーポレートカラーである赤（ヤンマープレミアムレッド）を全体のアクセントとブランドマークの「FLYING-Y」の表示に使用しています。着用する従業員がグループの一員として誇りを感じられるデザインとすることで、モチベーション向上を図っています。

環境負荷低減に向けた取り組みも行っており、ユニフォーム素材の大部分に、部分植物由来のポリエステル繊維「エコディア®PET」 ^※1を採用しました。加えて使用後のユニフォームは回収し、リサイクルできる仕組みも導入しています。今後も、“A SUSTAINABLE FUTURE”の実現を目指し、多様性を認め合いながらグループ一体となって新たな価値提供を目指します。

新ユニフォームのポイント

1. 多様な働き方を推進

職種・職域による指定をなくし、ヤンマーグループユニフォームとしてデザインを統一し、新たにマタニティユニフォームを導入。
マタニティユニフォームは、職場環境や体調にあわせて快適に働けるよう、パンツスタイルとジャンパースカートのアイテムを用意しました。

2. 機能性

国内グループ会社の13部門から参画したプロジェクトメンバーが、現場でのユニフォームの試着テストやヒアリングを重ね、様々なシーンで働きやすく、安全に作業ができる機能性を検討しました。
ブルゾンやパンツ、メカニックスーツなどにストレッチ素材を使用。特に動きが大きい肩回りや腰回りは、特殊な型紙設計と素材により、フレキシブルな運動性を実現しています。

3. デザイン性

コーポレートカラーであるヤンマープレミアムレッドを効果的に配置し、ブランドマークの「FLYING-Y」を胸元にも表示しています。ヤンマーらしさを表現した配色とデザインにより、従業員のモチベーション向上を図っています。
汚れが目立ちやすいという社内アンケートの結果を踏まえ、ブルゾンやシャツの色は、やや赤みを加えたグレー（ヤンマーブルームグレー）、メカニックスーツやパンツには、製品にも使用されているグレー（ヤンマーネイビーグレー）を新たに採用しました。汚れが目立ちにくく、また清潔感や信頼感といった印象を与える色味となっています。

4. 環境負荷の低減

ユニフォーム素材に、東レ株式会社が製造する部分植物由来のポリエステル繊維「エコディア®PET」 ^※1（植物由来原料割合約30％）を採用。
使用後のユニフォームの処理については、株式会社エコログ・リサイクリング・ジャパンが提供する不要な衣類の回収循環型マテリアルリサイクルシステムを採用することで ^※2、資源循環化に貢献します。

新ユニフォームの完成を記念してイメージ動画を制作しました。動画では新ユニフォームを身に着け、さまざまな部署や現場で活躍する従業員の様子を表現しています。

※1「エコディア®」は、東レグループのバイオマス由来ポリマー素材・製品の統合ブランドで、東レの登録商標です。
「エコディア®PET」は、SDGs（持続可能な開発目標）達成に貢献する植物由来の再生資源（サトウキビ廃糖蜜）を粗原料とした部分植物由来ポリエステル素材です。
※2回収循環型マテリアルリサイクルシステムについての詳細は、株式会社株式会社エコログ・リサイクリング・ジャパンのHP（ https://www.ecolog.co.jp/）をご参照ください。

＜ヤンマーについて＞

1912年に大阪で創業したヤンマーは、1933年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功した産業機械メーカーです。「大地」「海」「都市」のフィールドで、エンジンなどのパワートレインを軸に、アグリ、建機、マリン、エネルギーシステムなどの事業をグローバルに展開。環境負荷フリー・GHGフリーの企業を目指し、顧客価値を創造するソリューションを提供しています。未来を育むヤンマーの価値観「HANASAKA」を基盤に、ブランドステートメントとして掲げる“A SUSTAINABLE FUTURE”を実現します。
詳しくは、ヤンマーのウェブサイト https://www.yanmar.com/jp/about/をご覧ください。