EX31　コンセプト&パフォーマンス

ディーゼルエンジン メリット

• 冬でも一発でエンジンがかかり安心。長時間低速域を多用するときもエンジンコンディションは変わることなく、ねばり強さと安定したパワーを発揮します。
• ガソリンより安価な軽油が使え、燃料消費率も低く、燃料経費はガソリンの約1/3。船舶用途では軽油は免税となるため経済的です。※免税軽油は申請が必要です。
• 圧縮比を高くでき、熱効率が高く燃料消費率は小さくなります。部分負荷時の燃料消費率も良いので、アイドリングなどでもガソリンエンジンより優れています。
• 長距離航行でもなめらかなパワーフィールと伸びやかな走行性能を発揮。ガソリンエンジンに比べ、操船フィーリングのよいスムーズな走りを可能にします。
• 水や塩分に弱い電気点火系統が不要なので、故障が少なく始動性も抜群。高い信頼性を誇っています。
• エンジンに発電機をセットすることで、照明器具などの電源を確保できます。

走りに安定感を生む、一軸インボードダイレクトドライブシステム。

重心がミッドシップ付近にあるバランスのよい船体設計。翼型舵により舵効きがよく、保針性にも優れています。

後進時の舵効きを向上する、トランサム。

底面を下げた船尾形状。追い波を受けた時なども水の抵抗を下方に逃がし、スムーズな旋回性・後進性を発揮します。

保針性や凌波性を磨いた、高性能V型ハル。

フラットな滑走面で高速時の抵抗を軽減し、立ち上がりは抜群。船首にV型船型を採用したことでパンチング衝撃を緩和し、横流れに強い走りを生み出します。

静止安定性を高める、ダブルチャイン。

停泊時は横安定性・積荷性に優れ、走航時は接水面積の減少により理想の高速走航が楽しめます。

乗り心地よさを追求した、ロープロフィール。

海面からのブリッジ高さを抑えたローライン設計により、風による横流れを軽減。さらに全体的に低重心設計とし、高速走航時にも快適な安定性を実現しました。

独自のノウハウと最先端技術を駆使した開発設計。

船体設計には、「3D-CAD(3次元コンピュータ支援設計)」と、高精度な型の組み合わせができる「NC(数値制御)加工」とを組み合わせた技術を駆使しています。さらに、その性能を厳しくチェック。完成度の高いボディを生みだしています。