操作性

無段変速で快適な操作を最適な速度で。
  • 掲載している写真はヨーロッパ仕様のため、国内仕様と異なる場合があります。

1本のレバーで前後進・速度設定からあらゆる機能の操作まで可能に!

コマンドプロジョイスティック(K仕様のみ)

レバー1本で快適操作。コマンドプロジョイステックでは、前後進の切り替え、加速の感度調整(3段階)および0.05~50km/hの速度をノークラッチで無段階に調整できます。

ジョイスティック写真
1~5の番号が振られたジョイスティック写真。詳細は以下

1:速度設定(1/2)
2:加速感度調整(3段階)
3:速度調整ダイヤル
4:起動スイッチ
5:割り当て可能スイッチ(11個)

11個の機能割り当てスイッチ装備

コマンドプロジョイステックには11個の機能を割り当てできるスイッチを装備。機能割り当て設定はコマンドセンターでできます。

〈割り当て可能な機能〉

  • ヒッチ(フロント/リヤ)
  • PTO(フロント/リヤ)
  • SCV(フロント/リヤ)
  • iTEC
  • オートトラック ※自動操舵
  • ISOBUS機能
  • エンジン回転設定(1/2)
コマンドセンター表示例

変速のショックなく最適な速度で作業可能なトランスミッション

Auto Power オートパワー(JD-8R410・JD-8RX410を除く)

コマンドプロジョイスティックで前後進切替から希望速度まで簡単設定。しかも、停止時・変速に一切クラッチペダル操作は不要です。無段変速でありながら、50%以上のメカニカル駆動を維持。操作のしやすさに加え、けん引性能も備え、快適な作業を提供します。

ジョイスティック写真

メカニカル駆動割合

けん引性に優れ、自動制御されたメカニカルトランスミッション

e23(JD-8R410・JD-8RX410のみ)

メインのけん引作業でもっとも使用する5~16km/hの範囲に11速のギアを設定。エンジン負荷に応じて、エンジン回転数とトランスミッションギア変速を自動制御し、低燃費で正確な作業を提供します。

日本語対応タッチパネル操作でさらに使いやすさが向上。

わかりやすくトラクターの状態を表示

エンジン回転設定や作業灯の切替えなど、タッチパネルで様々な設定と操作が可能。エンジン回転数・走行速度・PTO回転数などを、見やすいフルカラーディスプレイで確認できます。また、ISOBUSにも対応しているので、ISOBUS作業機を使用する際は、作業機を調節・設定するモニターとしても利用できます。

ディスプレイ表示例

〈ホーム画面例〉

1:リヤ3点リンク
2:SCV
3:フロント3点リンク
4:リヤPTO回転数
5:燃料使用量
6:車速設定
7:エンジン出力
8:エンジン回転数設定
9:カウンター・トラクタ情報表示

ホーム画面例。1~9までの番号が振られている。詳細は上
ISOBUSカプラ写真

ISOBUS作業機に対応

トラクターの後部にあるISOBUSカプラにISOBUS対応作業機のハーネスを接続するだけで使用できます。またコマンドセンターから作業機の調整や設定も行うことができます。

作業工程のプログラミングで、手間いらずの枕地作業を実現。

iTEC(Intelligent Total Equipment Control)枕時制御システム

あらかじめ設定・登録しておいたプログラムスイッチを押すだけで操作手順を再現します。最大20種類の操作を記憶可能。枕地での作業開始時や作業終了時などの複合操作も、スイッチひとつで行えます。

設定できる機能

  • 車速設定
  • エンジン回転数設定
  • デフロックの入・切
  • リヤPTOの入・切
  • リヤ3点リンクの昇降
  • 最高エンジン回転数設定
  • 前輪駆動の入・切
  • フロントPTOの入・切 ※JD-8Rシリーズのみ
  • フロント3点リンクの昇降 ※JD-8Rシリーズのみ
  • SCV(フロント・リヤ)の作動 ※JD-8Rシリーズのみ

プログラム設定には、2つのモードがあります。

編集モード 学習モード
トラクター停止状態で、コマンドセンターから希望の機能を操作順に選択。また、ひとつの機能が実行されてから次の機能が実行されるまでの走行距離も指定できます。 実際に各機能を作業の操作順に動かし、それを記録させます。

プログラムスイッチ

リバーシブルプラウ作業の場合

操作順をプログラム設定しておけば、作業開始時や枕地旋回前後の作業終了・再開も、ボタンワンタッチのフルオート操作でラクラク。

スイッチ部分の写真
[1]プログラム枕地旋回前→4駆「切」→デフロック「切」→作業機「上げ」→サブコントロールバルブSCV「入」 [2]プログラム枕地旋回後→作業機下げ(急速もしくは通常降下)→デフロック「入」→4駆「入」
[1]プログラム枕地旋回前 [2]プログラム枕地旋回後
  • 0.5km/h以上の作業時のみ使用できる機能です。