営農情報

Point2. 田植えと直播の組み合わせで、「農繁期の作業を分散」し、規模拡大を実現

直播の導入で、春作業の負荷低減と秋作業の適期を分散

田植えだけでは旬当たりの労働時間が大きく、収穫適期が1ヶ月しかないので経営規模の拡大が困難です。慣行移植に直播を組み合わせることで春作業の負荷低減と秋の作業適期を分散させることができ、規模拡大を可能にします。

時短ポイント<直播技術>

  • 育苗・田植え作業が不要なので、育苗コストの低減はもちろん、重い苗箱の運搬作業などの省力化が図れる。
  • 湛水直播の生育時期を移植栽培とずらすことで、作業のピークを分散できるため、規模拡大が図れる。
  • 米・飼料米など、低コストな米づくりに効果的。
湛水直播栽培技術の導入による労働時間の変化イメージ

直播作業機のご紹介

湛水直播

田植機+湛水直播機(多目的作業機)による播種

田植機に装着することのできる湛水直播機は、カルパー種子や鉄コーティング種子を条播・点播でき、「田植え」「直播」「機械除草」など1台で多くの作業をこなします

産業用無人ヘリコプターによる散播

鉄コーティング種子を「30a区画約6分余り」という、驚異的な高速播種能力を持っています。

トラクター+打ち込み式代かき同時播種機

代かきと同時に播種が行えるため、大幅な省力効果が期待できます。

乾田直播

トラクター+ドリルシーダ

ドリルシーダを利用し高速化を実現。
さらなる低コスト化が期待できます。

クローラトラクター+不耕起V溝直播機

クローラトラクターとのマッチングにより、安定した高精度播種が可能です。
深さが均一な播種溝を作溝するため、種籾の発芽が良好です。

トラクター+搭載型シーダ

砕土、施肥、播種、覆土、鎮圧作業が1工程で行える高能率作業機です。

Point3. 「高速作業」で労働力不足を解消し、人件費や燃費の低減を実現

高速作業により、限られた時間内に適期作業を実現

粗起こし作業機は、降雨や雪解けなどの気候条件などにより、作業期間が限られている場合に、高速で手早く作業を行い、適期での作業を行うことができます。
また、心土破砕により透・排水性改善することで、土が乾きやすくなり、降雨後にほ場に入れるまでの日数を短縮し、作業可能な日数を拡大することもできます。

粗起こし作業例

スーパーソイルに施肥機を装着することで、複合作業を行うことも可能です。

粗起こし作業機による時短効果

ロータリー耕に比べて、粗起作業機では高速作業が可能です。

ロータリー耕
作業速度:1.5~2.5km/時
作業能率:16~27分/10a
粗起こし
作業速度:4.0~8.0km/時
作業能率:5~11分/10a

降雨時の作業シミュレーション(20ha)

粗起こしした作業率はロータリーの約2倍の作業能率で、スケジュール内に降雨があっても予定通りに作業を終えることができ、作業計画のバリエーションが広がります。

高速田植機とコンバインで天候リスクを回避し適期作業を実現。さらに、労働力不足解消と規模拡大を両立

作業が集中する農繁期は、限られた時間で適期を逃すことなく、作業を終えなければなりません。高能率な田植機による田植え、また7条刈りのコンバインによる一斉収穫により、天候リスクを回避し、適期での作業を実現。さらに、労働力不足の解消と規模拡大を両立し、燃費の低減にもつながります。

高速コンバインによる時短効果

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