大豆 <収穫・脱粒・調製>
収穫・脱粒作業のポイント
適期収穫を心がけましょう。落葉し、莢の中がカラカラ音を立てはじめたら収穫適期です。
汎用コンバインでの刈取りはAM11:00~PM4:00までの間に、莢の水分が20%前後、茎水分60%以下で刈取ります。
作業機選びのポイント
大豆専用コンバイン
汚粒発生を抑えるローラーコンケープや、大豆茎の揺れを抑えロスを低減する専用刈刃など、大豆をやさしく、ムダなく収穫・脱粒できる専用のコンバインです。
普通形コンバイン
大豆・麦・子実用とうもろこし・そばの刈取りが1台でOK。YH1150Aは、稲にも対応しています。
大豆脱粒機
大豆脱粒機のタイプ
大豆脱粒機(定置式)BT353
湿材は間欠排稈でゆっくり、乾燥状態がよければ連続排稈で能率良く脱粒できる切替式を採用しています。
大豆脱粒機(自走式)PBTシリーズ
穀粒にやさしい軸流式脱こく方式で大豆の「割粒」や「裂皮」を抑え、ていねいに脱粒します。
調製のポイント
等級は3段階、粒径は4段階の検査規格があります。検査規格が高等級のものほど売渡し価格が高く、粒径も大粒・中粒・小粒・極小粒の4段階に分かれ、それぞれ価格が異なりますので、選別・選粒することによって粒径をそろえることが大切です。
作業機選びのポイント
大豆粗選
- 穴径2段の回転フルイ選別および、ブロワー送風機能付きで、乾燥前の大豆の茎や莢を除去します(除去率80~90%)。
- 乾燥前の大豆でも乾燥終了後の大豆でも、どちらでも粗選別が可能です
乾燥機
選別機・選粒機
大豆のころがり特性を利用した複角度傾斜式主選別装置により、静かで安定した高性能な選別ができます。