キャベツ <うね立て整形・マルチ>
うね立て整形・マルチのポイント
湿害を嫌うので、特に水田や排水の悪いところでは、高うねにしましょう。 また、後作業の移植機を使うためには「きちん」としたうねづくりが必要になります。
一般的なうね形状(cm)
機械化のための標準栽培様式(cm)
1うね条数 | うね幅 | うね高さ※1 | 条間 | 株間 |
---|---|---|---|---|
1条 | 45~60 | 0~20 | - | 30~45 |
2条 | 120 | 0~25 | 45~60 | 30~45 |
- ※1うね高さの「0」は、うね立てなしを想定したものです。
作業機選びのポイント
トラクター用作業機
トラクター用の作業機は乗って作業ができるため、大幅な軽労化を図ることができます。うね形状に合わせた、平高うねが整形ができる作業機をお選びください。
トラクター用作業機のタイプ
専用ロータリータイプ
専用のロータリーなので、作物に合わせたうね立て整形(+同時マルチ)ができます。
デプスビーム装着タイプ
標準ロータリーのデプスビームに取付けるタイプです。
うね立て整形機のみ、マルチのみ、うね立て整形+マルチなど、作業に合わせて、手持ちのロータリーで作業ができます。
うね立て同時施肥
うね立てロータリー整形機(マルチ)に施肥機を装着することで、施肥とうね立て(マルチ)が1工程で行えます。
うね内に効率的に施肥できるため、肥料が節約でき、雑草の繁殖も抑制、省力・コストダウンが図れます。
管理機用作業機
管理機での作業は、小回りがきくため、キャベツ作にもピッタリです。作業機も豊富で、栽培体系に適した作業機をお選びいただけます。
管理機のタイプ
汎用管理機
ヤンマーの汎用管理機には中型YK-MKシリーズ、大型YK-MKシリーズがあります。中型YK-MKシリーズはシンプルな操作性、大型YK-MKシリーズは低重心で安定した作業ができ、いずれも多彩なアタッチメントで野菜農家のプロにしっかり応える管理機です。
キャベツのうね立て整形・マルチ作業では、平高うね整形(マルチ)のできるアタッチメントを合わせてお選びください。
1輪管理機
ヤンマーの1輪管理機は、用途や作業に応じて2輪にもできる1台2役。傾斜地や狭いうね間は小回りのきく1輪で、うね立て作業は安定走行の2輪にできます。
キャベツのうね立て・整形には、培土器や溝しゅん器、内盛整形器またはうね立てセットを合わせてお選びください。