ARTWORK
OBJECT # 12
Artist Comment
石を中心に収集したイメージを組み合わせて描くシリーズ作品の12作目。今回は長居公園を散策して見つけた石や木片と、子どもを中心に近隣の方が持ってきてくれた石を描き、ラフスケッチからどんどん形を変えて春を待ちわびる絵になりました。(寒かった!)落ちていた見向きもされない小石が大きな絵になって、誰かを驚かせたりよく分からないまま日常になったりして、ある時またふと「何だこれ?」と滑稽に思ってもらえたら幸いです。
About the work
simo氏によるOBJECTのシリーズがHANASAKA MURALに登場。まちの石ころが巨大な壁画へとスケールアップをし、simo氏ならではの色使いやでディティールへの拘りが存分に描かれた作品。制作期間中は、まちの人たちによって石が多数集まり、その石を参考に、壁画へのインストールされた。
ARTIST
simo(Kyosuke Shimogori)
1988年大分県出生、大阪府在住。 ペインター、壁画家。
アーティストユニットWHOLE9, SIMIZ・PAMO, KAOMANGAIに所属。
主に自然の中の物質やそれらを含む風景の色や形、光の反射、屈折などに焦点を当て、 収集したイメージを画面上で交錯させ抽象的に繋ぎ止める。
スタイルに固執せず、その時その時に興味を惹かれる物や事象を心地良く描く実験を繰り返している。
近年はシェイプドキャンバスに光のイメージを重ね合わせて描く‘shape of lights’、 ライフワークとして収集した石を組み合わせ新たな物体として描く‘OBJECT’などのシリーズ作品を展開。
主な作品
・2023年 個展 ‘INSIDE and OUT’ at CASO Lounge
・2020年 SEMBA MURAL PARK 壁画制作
・2020年 FM大分 開局30周年記念ビジュアル提供