ヤンマーキャステクノ株式会社 - 鋳造技術センター

業務内容
鋳造技術センターのミッション
- QCTの継続的改善に結びつく鋳造基盤技術力を強化する。
- 新素材・新技術開発により、ヤンマーグループの商品力向上に貢献する。
- 鋳物部品の安定供給を実現させるため、外注先への技術支援を行う。
- 鋳造業界で通用する鋳造技術者の育成を図る。
鋳造技術センターのミッション実現に向けて
1. 鋳造基盤技術の強化
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鋳造品質の先手管理(不良発生の未然防止)
- → 不良発生要因の解明(SEM/EDXを用いた欠陥の特定)
- → 鋳造解析を用いた鋳造方案の適正化
- → 製造データーのインライン計測システムの構築
- → 管理値の適正化
- 試作機能の強化
- 大学との共同研究実施
- 鋳造技術DBを活用した技術資産の蓄積
【鋳造解析の事例】
シリンダーブロックの鋳造解析


<シリンダーブロックの湯流れ解析>
<シリンダーヘッドの凝固解析>
2. 新素材・新技術開発
- ヤンマー㈱中央研究所との共同開発(長期テーマ)
- 新工法開発や自動化技術による生産性向上(短期テーマ)
【開発事例】
- 低球状化率FCV材の開発 【ヤンマー中央研究所と協同】
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中子内水冷による大型シリンダーブロックの焼鈍レス鋳造技術の開発
【2014年 素形材産業技術賞 経済産業省製造産業局長賞 受賞】 - 耐焼着き性に優れたRCS(レジンコーテッドサンド)の開発【他メーカーと協同】
- 中子砂排出性に優れた塗型の開発【他メーカーと協同】
3. ヤンマーグループの取引先鋳物メーカーへの技術支援
- 量産品の品質改善
- 新規部品の立上げ支援
- 他部門と連携した新規取引先の選定
4. 鋳造技術者の育成
- 鋳造工学会等での技術発表
- 大学との共同研究や留学実施
- ヤンマー㈱中央研究所との人財ローテーションの実施
- ヤンマー㈱開発部へのキャリア・デベロップメント・プログラム(CDP)制度を活用したエンジン研修