大型コンバインの足回りは、不具合が、命にかかわる事にもなりますので、当工場の組立職場では、締め付け不良の発生を防ぐ為、トルク管理システムを導入しています。トルク管理システムとは、組立箇所のそばに設置し、確認箇所の指示と適正なトルクで締め付けられているか合否判定が行える仕組みです。
重要な箇所のボルト、ナットの締め忘れ防止が目的で、コンピュータの指示した箇所をトルクチェックし、オーケーにならなければ次に進まないようになっています。
トルクレンチに発信機が装着されており、確認する毎にパソコンへ信号が送られ、パソコンからホストコンピュータへデータが送信され、記録が残るようになっています。今後、保安工程などの重要工程から順次導入していき、品質向上を目指していく計画を立てています。