ヤンマーアグリ株式会社 - 工場紹介
岡山工場
組立ライン
春商品であるトラクタ・田植機と秋商品であるコンバインを、各専用ラインと混流ライン(トラクタ・田植機とコンバインを様々な工夫により、1つのラインで生産する方式)の計3本のラインで生産します。特に混流ラインでは、需要変動に応じて生産量のバランスを調整することで、スピーディな供給対応を可能にしています。
混流生産ライン
1つのラインで数種類の製品を生産することで、需要に応じた生産調整ができ、在庫の低減とともに人と作業の平準化につながり、結果、品質の一定確保も図れます。
溶接ライン
アーク溶接ロボット、スポット溶接ロボットを約30台有し、シャーシフレーム、刈取フレームなどの大物溶接を行っています。
塗装ライン
溶剤塗装、粉体塗装、カチオン電着塗装の3種類の塗装設備を有し、田植機・コンバイン・トラクターの部品をそれぞれの用途に応じて、最適な塗装方法で対応しています。
溶剤&粉体塗装装置
この塗装装置では溶剤塗装と粉体塗装ができます。溶剤塗装はシンナーで塗料を調合し、静電気を利用して吹き付け、主に足廻りの部品を塗装しています。粉体塗装は粉状の塗料に摩擦帯電して付着させます。主に外観部品に使用しています。使える色の種類は溶剤塗装で14色まで対応できますが、現在、常用しているのはネイビー、ホワイト、レッド、ローグロスブラック、サフランイエローの5色です。溶剤塗装は多色塗装に柔軟に対応できます。粉体塗装は、ヤンマーのメインであるネイビー・ホワイト・レッドの3色に対応しております。
カチオン塗装装置
主に田植機の部品を塗装しています。カチオン塗装の特徴としては、電気を利用して塗料を付着させ、塗装皮膜が薄く均一であること、錆に強いことです。またカチオン槽の中を通すので、パイプ類の中まで塗装することができます。水の中や、薬剤散布しながら使用される田植機等には非常に適しています。
検査ライン
試運転検査は、パソコンを使った電装チェック・作動確認を行った後、台上にて実走行試験を実施。部品の締め付け不良、電装部品の結線不良などの確認も行います。トラクターは、PTO負荷試験・シャワーテストを行います。
工場概要
所在地 | 〒702-8515 岡山市中区江並428 |
---|---|
電話番号 | (086)276-8111 |
敷地面積 | 107,500m2 |
建物面積 | 46,200m2 |
ISO 9001 | JQA-0685 |
ISO 14001 | JQA-EM0277 |
主な生産品目 | トラクター 自脱型コンバイン 田植機 |