ブックタイトル2020.11_GHP総合カタログ

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概要

2020.11_GHP総合カタログ

[冷媒追加充填量の算出]● 窒素ブローは銅管内の酸化皮膜生成を防止します。● ガスブローに他のガスを使用しないでください。● 酸化防止剤は冷媒や冷凍機油に悪影響を与えるので使用しないでください。[冷媒配管工事のご注意]■冷媒配管の加工と接続配管はつぎの要領で行ってください。●配管内壁は水分やほこりなどのない、きれいな銅管を使用してください。 冷媒配管の切断には必ずパイプカッターを使用し、接続の前には窒素ガスでフラッシングし、管内のほこりを吹きはらってください。ノコギリや砥石などの切粉の多量に発生する道具類の使用は避けてください。配管内に水分、ほこりが残った場合、重大な損傷事故を起こす場合があります。●拡管前にフレアナットを入れておいてください。また、フレアナット接続時は、フレア内円周全面に本室外機圧縮機使用のものと同等の冷凍機油を塗り、最初3回~ 4回手で回してネジ込んでください。その後、規定トルクで締付けてください。●配管の曲げはできるだけ大きな半径で行ってください。また配管の曲げなおしを何度もしないでください。●配管の切断は銅カッターを使い、管の内側にカエリがないように切り込みを少なくして切断してください。●切断後の内面取りは専用工具を使い切断面のカエリを取ってください。●切断部のフレア加工は専用工具を使い加工してください。●銅管をろう付けする作業時は必ず窒素ブローを実施してください(ろう付け時の絶対条件)。 ろう付け作業は、銅管の一端より窒素ガスを流しながら行ってください。 そのとき、銅管の入口をテープでふさいで空気が入らないようにしてください。窒素を通さずろう付け すると酸化皮膜ができ、皮膜がサイクル内に詰まり運転不能となる可能性があります。●ろう材はりん銅ろうの使用をおすすめします。●施工・修理の際、冷媒ガスがある雰囲気では、火気の使用をしないでください。●ろう付け後は、濡れ雑巾等によりフラックスを除去してください。●(逆)鳥居配管施工は避けてください。コンプレッサに重大なダメージを与える恐れがあります。●フレアナットの脱着はダブルスパナで行ってください。締付けはトルクレンチを使用して適正トルクで行ってください。締め過ぎによるフレア部破損に注意してください。また、ユニオン側等の相手側は固定し、回さないようにしてください。●冷媒追加充てん量Rは、延長配管の液管サイズと長さ(実長)で計算します。●下記の計算式で冷媒追加充てん量を算出し、冷媒を手配してください。●Rは0.1kg単位で四捨五入してください。〔YNYP/YRMP/YNZ(C)P/YGZ(C)P/YBZP〕●冷媒追加充てん量の記載フロン類を追加充てんする場合は、室外機に貼付けの冷媒追加充てん上のご注意銘板(後面の外板を取り外したフレームの「冷媒充てん量記入ラベル」)、ラベル(防火評定)(パネル後面に貼付け)に油性ペンで充てん量を記入してください。室外機の「取扱説明書」ならびに「漏えい点検記録簿」をお客さまに渡し、保管を依頼してください。・本製品を所有するお客さまには、製品性能の維持、また、冷媒フロン類を適切に管理するため、「フロン排出抑制法」に基づき、冷媒漏えいにかかわる簡易点検・定期点検を実施いただく必要があります。その案内を室外機の「取扱説明書」に記載しているため、必ずお客さまにお渡しください。・「フロン排出抑制法」に基づき 1)気密試験の結果、2)追加充てんを含む全冷媒量、3)漏えい検査の結・「フロン排出抑制法」に基づき 1)気密試験の結果、2)追加充てんを含む全冷媒量、3)漏えい検査の結果を、室外機の取扱説明書に同梱された「漏えい点検記録簿」に記載した上で、お客さまに必ずお渡しください。●出荷時室外機には下表に示す冷媒が既に充てんされていますので現地で注意して冷媒追加充てん量を加算してください。(※追加充てん量の算出は前記計算式にて計算する)※1.ガス管サイズがφ44.5の場合は係数0.39で計算してください。※2.ガス管サイズがφ38.1の場合は係数0.27、φ44.5の場合は係数0.31で計算してください。※3.ガス管サイズがφ38.1の場合は係数0.2で計算してください。〔YWYP/YWZ(C)P/YDZP〕R410Aは液冷媒を充てんしなければなりません。法令に関する注意 +(液管サイズφ 15.9 の合計長さm + )× 0.17 + (液管サイズφ 12.7 の合計長さm )× 0.11 + (液管サイズφ 9 . 5 の合計長さm )× 0.054+ (液管サイズφ 6 . 4 の合計長さm )× 0.022 +補正量(上表値)( 液管サイズφ 19.1 の合計長さm )× 0.25※2 +( 液管サイズφ 15.9 の合計長さm )× 0.17※3 +( 液管サイズφ 12.7 の合計長さm )× 0.11+( 液管サイズφ 9 . 5 の合計長さm )×0 .054 +( 液管サイズφ 6 . 4 の合計長さm )× 0.022+補正量(上表値)注意現地追加充てん量(補正量)【L1シリーズのみ】単位:kg室外機容量P450 P560 P710 P850冷媒封入量0.0 1.5 4.5 6.0R=R=( 液管サイズφ 22.2 の合計長さm )× 0.35※1室 外 機封入量(kg)L1シリーズP450~850形11.0GシリーズP140形7.4P180形8.4Jシリーズ(ハイパワープラス)P560形17.5P224形11.1P280形12.3P355形13.1P450形17.2P560形18.5P710形25.9P850形26.1K1シリーズ( 液管サイズφ 19.1 の合計長さm )× 0.25278特  長ラインアップ室 外 機H タイプ室 内 機H タイプ制御システムD タイプ室 内 機D タイプ制御システムその他工事関係