Amogy Inc.

AMOGYの使命は、アンモニアのクリーンエネルギーとしての可能性を引き出す技術を構築し、脱炭素への世界的な道のりを加速させ、次世代につなげることです。MITの博士課程を修了した未来志向の卒業生４人によって2020年に設立されたAMOGYは、アンモニア改質技術をベースとした、排気ガスを出さない、エネルギー密度の高い電力ソリューションによって、海運、発電、大型輸送といった脱炭素化が困難なセクターの脱炭素化を実現することを目指しています。

AMOGYは、アンモニアを水素と窒素に分解する小型で効率の良い化学反応器を開発しました。このリアクターシステムには高活性触媒を搭載しており、反応とアンモニア分解プロセスを、代替設計よりも効率良く、少ない運用工程で行うことができます。そこで生まれた水素を燃料電池で発電に使用します。この独自設計は、液体アンモニアの優れた物理的特性と水素の性能上の利点を活用しています。

現在までに、AMOGYは、既にドローン(5kW)、トラクタ(100kW)、トラック(300kW)でアンモニア発電システムの技術を実証しております。この技術で、1957年に建造されたタグボートを1MWの電力が供給されるよう改造中で、世界初となるアンモニア燃料船を投入する予定です。

ニューヨーク/ブルックリンに本社を置くAMOGYは、テキサス州ヒューストン、ノルウェー、シンガポールに事業を拡大しています。同社の投資家には、アマゾンのClimate Pledge Fund、APベンチャーズ、SKイノベーション、アラムコ・ベンチャーズ、三菱商事などが含まれます。詳細はこちらをご参照ください。

AMOGYは、アンモニアを再生可能な燃料として使用する新しいポータブルカーボンフリーエネルギーシステムを構築し、輸送および発電産業の脱炭素化を可能にする新しいエネルギーシステムを構築しています。AMOGYは、ハイブリッド燃料電池システムに統合されたクラッキングモジュールを通して液体アンモニアを供給し、海運を含むゼロ・カーボン輸送用の電気モーターに電力を供給する、高効率のアンモニア・トゥ・パワー技術を開発しました。