ニュースリリース

長居植物園内に自然と人のつながりを表現する「グラウンディングツリー」の建設を開始

2024年04月30日
ヤンマーホールディングス株式会社

<グラウンディングツリーのパースイメージ ©(株)芦澤竜一建築設計事務所>

ヤンマーホールディングスのグループ会社であるわくわくパーククリエイト株式会社(以下、WPC)は、長居植物園の50周年を記念し、自然と人がつながる共生のシンボルとして、グラウンディングツリーの建設を開始します。本施設は株式会社芦澤竜一建築設計事務所が設計を担当し、2024年秋頃の公開を目指します。

「グラウンディング」とは、大地とつながることを意味します。1本の樹木を模した構造物に、太陽光や風力、雨水などの自然エネルギーや資源の循環、葉脈構造など植物の構造を応用したバイオミメティクス(生物模倣)などを取り入れます。グラウンディングツリーを中心に周辺の樹木と調和した環境を形成し、ツリーに上ることで、自然と人のつながりを意識することができる場所を創出します。また、自然や植物のメカニズムなどを学習できる体験プログラムなどでの活用も検討していきます。

大阪・長居公園(大阪市東住吉区)は、WPCが指定管理事業者として2021年4月より委託管理を行っています。総面積66.3haを誇る長居公園内の東南の一角に位置する長居植物園は、2024年4月27日で50周年を迎えました。今後もWPCは長居公園の環境改善や魅力的な公園づくりに取り組んでまいります。

グラウンディングツリーコンセプト

自然と人がつながる共生のシンボルとして、緑豊かな長居植物園の里山広場に設置します。自然エネルギーを活用する植物のメカニズムを知り、人が植物とどのように関わっていくべきかを学ぶことができる施設を目指します。

1. 自然エネルギーを循環利用するテクノロジー

  • 太陽光、風力、雨水など、自然エネルギーを循環して活用する技術

2. バイオミメティクス(生物模倣)を活用した自然との共生に関する学習機会の提供

  • 蔓構造、葉脈構造、毛細管現象などの植物の仕組みなどを施設の構造で学習
  • 自然と人との共生の大切さを体感する学習プログラム(里山広場との連携)の検討
<グラウンディングツリー構造のラフデザイン ©(株)芦澤竜一建築設計事務所>

参考

長居公園

大阪市立長居植物園

株式会社芦澤竜一建築設計事務所

<ヤンマーについて>

1912年に大阪で創業したヤンマーは、1933年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功した産業機械メーカーです。「大地」「海」「都市」のフィールドで、エンジンなどのパワートレインを軸に、アグリ、建機、マリン、エネルギーシステムなどの事業をグローバルに展開。環境負荷フリー・GHGフリーの企業を目指し、顧客価値を創造するソリューションを提供しています。未来を育むヤンマーの価値観「HANASAKA」を基盤に、ブランドステートメントとして掲げる“A SUSTAINABLE FUTURE”を実現します。
詳しくは、ヤンマーのウェブサイトhttps://www.yanmar.com/jp/about/をご覧ください。

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【報道関係者お問合せ先】

ヤンマーホールディングス株式会社
ブランド部コミュニケーション部 広報担当
E-mail: koho@yanmar.com

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