ニュースリリース

米国建機メーカー「ASV」社買収について

2019年06月28日
ヤンマーホールディングス株式会社

下記内容は、6月27日 9:00(米国東部標準時間)に米国にて発表されたリリースの和訳になります

ヤンマーホールディングス株式会社(本社:大阪市、社長:山岡健人)は、スキッド・ステア・ローダー(SSL)とコンパクト・トラック・ローダー(CTL)を主力とする米国建機メーカー「ASV」社の株式を取得する意向を発表しました。ローダーの設計・製造・販売で実績のある同社の買収により、北米及びグローバル市場におけるヤンマーの建機事業の拡大が見込まれます。

ヤンマーホールディングス ジュリアーノ・パロディ執行役員(建機事業担当)のコメント

「今回の買収により、北米市場で需要が高いローダー製品を追加することになり、ヤンマーは北米における建機商品のラインアップを強化することができます。高いスキルを持つ従業員および高品質のSSLとCTLを持つ『ASV』社の買収は、北米におけるヤンマーの建機事業を強化し、グローバルに成長するための最適な選択肢です。両社の販売ネットワークは重複しないため、幅広い商品ラインアップを多くのお客さまに届けることができる総合的なグローバル建機メーカーになることが可能と考えています。」

「ASV」社 アンドリュー・ルーク会長兼CEOのコメント

「ヤンマーと当社は、最高級の品質の商品をお届けするというビジョンを共有しており、当社のデザイン、開発力、製造技術、販売ネットワークは、ヤンマーグループにとって有益なものになることを確信しています。ヤンマーへの合併は、顧客に高品質な商品を提供することを可能にし、当社の従業員にとっては、成長するグローバル企業で働く機会を提供するという点で、明るい将来を約束します。」

「ASV」社は、米国ミネソタ州に総面積23万8千フィートの生産工場を持ち、北米、豪州、ニュージーランドで独立した販売網を使い事業を展開しています。また、同社は他社への製品供給(OEM)やアフターセールス向けの部品販売もしています。

ASV製品を加えたヤンマーの商品ラインアップは拡大され、競争力のあるものになります。今回発表された買収は、2019年の第3四半期に締結される見通しで、「ASV」社の100%株式取得を目指すヤンマーの買収総額は、70.7百万米ドルを予定しています。

<ヤンマーについて>

1912年に大阪で創業したヤンマーは、1933年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功しました。以来、産業用ディーゼルエンジンを事業の柱とし、さまざまな市場へ商品・サービス・ノウハウを融合したトータルソリューションを提供する総合産業機械メーカーです。小型エンジン、大型エンジン、農業機械・農業施設、建設機械、エネルギーシステム、マリン、工作機械・コンポーネントの7事業を有し、グローバルにビジネスを展開しています。
「わたしたちは自然と共生し、生命の根幹を担う食料生産とエネルギー変換の分野でお客様の課題を解決し、未来につながる社会とより豊かな暮らしを実現します」をミッションステートメントに掲げ、世界の「都市」「大地」「海」の事業フィールドで、資源循環型社会“A SUSTAINABLE FUTURE”実現への貢献を目指しています。

  • ニュースリリースに記載されている内容は、記者発表時点のものです。最新の情報とは内容が異なっている場合がありますのでご了承願います。

【本件に関するお問合せ先】

ヤンマーホールディングス株式会社
ブランド部コミュニケーション部 広報担当
E-mail: koho@yanmar.com

過去のニュース一覧