ニュースリリース
最終商品事業の分社化について
2018年02月01日
ヤンマー株式会社
ヤンマーホールディングス株式会社(本社:大阪市、社長:山岡健人、以下ヤンマーHD)は、これまでヤンマー株式会社(以下ヤンマー)の傘下にあった「ヤンマー建機株式会社」、「ヤンマーエネルギーシステム株式会社」をヤンマーHD傘下に置き、新設分割によりアグリ事業本部を「ヤンマーアグリ株式会社」としてヤンマーHD傘下に置くことを決定しました。新体制への移行に伴う主要人事異動は、機関決定を経て実施する予定です。なお、エンジン事業、コーポレート機能は引き続きヤンマーの管轄で運営します。
■ 分社化の目的
最終商品事業である農業関連、建設機械、エネルギーシステムを事業会社として独立させることで、迅速な意思決定を行う体制を構築するとともに、各拠点の自律性を高め、国内外の事業拡大を加速していきます。
■ 分社化概要
1.建設機械事業、エネルギーシステム事業の分社化
3月1日付で、ヤンマーの傘下にある「ヤンマー建機株式会社」、「ヤンマーエネルギーシステム株式会社」を、現物配当により持株会社であるヤンマーHDの100%子会社として移管します。これに伴い、現在ヤンマー傘下のコンパクトエクイップメント事業本部、エネルギーシステム事業本部のグローバル戦略統括機能を各事業会社に移管します。
2.農業関連事業会社の新設
4月2日付で、アグリ事業本部を会社新設分割により持株会社であるヤンマーHDの100%子会社として、新会社「ヤンマーアグリ株式会社」を設立します。併せて、同社は、ヤンマーの連結子会社である「ヤンマー農機製造株式会社」、「ヤンマーアグリジャパン株式会社」、「ヤンマーヘリ&アグリ株式会社」、「ヤンマーグリーンシステム株式会社」等の株式をヤンマーより承継し、迅速な意思決定が出来る体制を構築します。
3.農業関連事業の国内傘下会社の再編
4月1日付で、「ヤンマーアグリジャパン株式会社」を存続会社として、灌水事業を展開する「共立イリゲート株式会社」を吸収合併します。また、2013年に買収した「文明農機株式会社」の製造機能を「ヤンマー農機製造株式会社」へ事業譲渡し、「ヤンマーアグリジャパン株式会社」を通して販売を行います。スリムな組織構造を整え、一貫した商品開発と製造・販売・サービス提供を行う体制を構築します。
3月1日付
建設機械事業 | エネルギーシステム事業 | |
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会社名 | ヤンマー建機株式会社 | ヤンマーエネルギーシステム株式会社 |
所在地 | 福岡県筑後市大字熊野1717-1 | 大阪市北区鶴野町1-9 梅田ゲートタワー |
資本金 | 9千万円 | 9千万円 |
従業員数 | 740名 | 775名 |
事業内容 | 建設関連機械の開発・製造・販売・サービス | 発電関連製品・空調関連製品の開発・製造・販売・サービス |
持ち株比率 | ヤンマーホールディングス株式会社100% | ヤンマーホールディングス株式会社100% |
4月2日付
農業関連事業 | |
---|---|
会社名 | ヤンマーアグリ株式会社 |
所在地 | 大阪市北区鶴野町1-9 梅田ゲートタワー |
設立日 | 2018年4月2日 |
代表者 | 代表取締役社長 北岡 裕章 |
資本金 | 9千万円 |
従業員数 | 450名 |
事業内容 | 農業関連機械の開発・製造・販売・サービス |
持ち株比率 | ヤンマーホールディングス株式会社100% |
<ヤンマーについて>
1912年に大阪で創業したヤンマーは、1933年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功しました。以来、産業用ディーゼルエンジンを事業の柱とし、さまざまな市場へ商品・サービス・ノウハウを融合したトータルソリューションを提供する総合産業機械メーカーです。小型エンジン、大型エンジン、農業機械・農業施設、建設機械、エネルギーシステム、マリン、工作機械・コンポーネントの7事業を有し、グローバルにビジネスを展開しています。
「わたしたちは自然と共生し、生命の根幹を担う食料生産とエネルギー変換の分野でお客様の課題を解決し、未来につながる社会とより豊かな暮らしを実現します」をミッションステートメントに掲げ、世界の「都市」「大地」「海」の事業フィールドで、資源循環型社会“A SUSTAINABLE FUTURE”実現への貢献を目指しています。詳しくは、ヤンマーについて をご覧下さい。
【本件に関するお問合せ先】
ヤンマーホールディングス株式会社
ブランド部コミュニケーション部 広報担当
E-mail: koho@yanmar.com
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