ニュースリリース
2018年3月期中間連結決算概要及び通期見通しについて
2017年11月28日
ヤンマーホールディングス株式会社
1.2018年3月期中間連結決算業績について
当中間連結会計期間の世界経済は、緩やかな持ち直しが継続しています。米国や欧州では、雇用情勢の改善による個人消費の持ち直しが継続するなど、景気の緩やかな拡大が続いています。また、中国では、過度な景気過熱を政府が微調整しており、成長率のすう勢的な低下が見られますが、不動産開発投資やインフラ投資では高い伸びが見られました。
日本経済においても、輸出・生産の持ち直しや雇用情勢の改善による個人消費の緩やかな拡大により、景気の持ち直しが続いています。
このような状況下におきまして、当社グループでは中期経営方針に基づき、平成29年度も引き続き、主に下記の項目について重点的に取り組んでおります。
1.最終商品事業を拡大するための先行投資
①最終商品事業の現行領域での新商品投入、営業・アフターセールス改革
②エンジン・コンポーネント事業の新領域における商品開発(大型化・高速化)
2.先進国市場でのシェア拡大と成長市場の開拓
①先進国市場でのシェアの堅持と拡大
②アジアの成長市場の開拓を実施
③次期成長に必要な市場の戦略を構築し、実行に着手
3.グローバル競争に必要な組織基盤の構築
①原価低減活動による成長原資の確保
②お客様価値に貢献する業務の強化
これらの結果、当中間連結会計期間の業績につきましては、売上高は前期(3,898億円)に比べ7.5%減の3,605億円となりました。経常利益は、前期(67億円)に比べ77.9%増の119億円となり、売上高経常利益率は3.3%となりました。また、親会社株主に帰属する中間純利益は前期(32億円)に比べ151.2%増の82億円となりました。
また、連結売上高に占める海外売上高は、前期(2,121億円)に比べ14.5%減少し1,813億円となり、海外売上高構成比は50.3%となりました。
なお、前中間連結会計期間については、一部海外連結子会社の会計年度終了日を連結会計年度終了日に変更したことに伴い、当該会社については9ヶ月間の実績を連結しております。この決算期変更に伴う影響を除いた当期業績との比較では、売上高は前期(3,300億円)に比べ9.3%増、経常利益は前期(27億円)に比べ336.0%増となりました。また、親会社株主に帰属する中間純利益は前期(5億円)に比べ約15倍となりました。
2.2018年3月期の連結業績見通しについて
当連結会計年度の業績見通しは、売上高7,350億円、営業利益213億円、経常利益230億円を見込んでおります。
(注) 上記見通しは、現時点での入手可能な情報に基づき当社が算定したものであり、需要動向などの業況の変化、為替レートの変動等の不確定要素を含んでおります。そのため、将来における当社の実際の業績と大きく異なる可能性があります。
【本件に関するお問合せ先】
ヤンマーホールディングス株式会社
ブランド部コミュニケーション部 広報担当
E-mail: koho@yanmar.com
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