ニュースリリース

ヤンマーがアメリカズカップの絶対王者「オラクル・チーム・USA」のCEO、メンバーとスペシャル対談を実施

2016年11月18日
ヤンマー株式会社

<ヒルトン福岡シーホークでのスペシャル対談の様子>

ヤンマー株式会社(本社:大阪市、社長:山岡健人)は、世界最高峰のヨットレースであるアメリカズカップで戦うディフェンディングチャンピオン「オラクル・チーム・USA」のCEO、Russell Coutts(ラッセル・クーツ)氏、同スキッパーのJimmy Spithill(ジミー・スピットヒル)氏と共に、11月19日(土)より開催されるアメリカズカップワールドシリーズ福岡大会に向け、本大会の見所やヤンマー製エンジンを搭載した伴走艇の性能・役割について、ヒルトン福岡シーホークにて当社執行役員の荒木健と対談を行いました。

2013年に行われたアメリカズカップ前回大会から、舟艇のスペックに関するレギュレーションが大幅に変更されました。それに伴い、レース艇の最高速度は35ノット(時速約55km)以上に増加しました。それに伴い、レース艇と併走し重要なサポートを行う伴走艇にもレース艇に遅れを取らないスピードと、より高いパフォーマンスが求められるようになっています。

対談では、伴走艇の重要性について、ラッセル氏とジミー氏より、練習中の膨大なデータ収集やその解析だけでなく、万一のキャプサイズ(転覆)時のクルー救出やレース艇の引き起こしといった伴走艇の重要性やテクニカルパートナーにヤンマーを選んだ理由について説明。また、レースをサポートする新伴走艇「YANMAR1」は、過酷な条件下でも確実な役割を果たしてくれるパワー・信頼性・耐久性に優れているとコメントしました。そして、ヤンマー執行役員でスポーツマーケティンググループ部長の荒木は、「世界最強のチームから選ばれたことで、エンジンに関するヤンマーの技術力と耐久性を世界に示すことができた。当社のブランディングにも大きな影響を与えはじめている。」とコメントしました。

ヤンマーは「オラクル・チーム・USA」のクルーにとって欠かせない伴走艇に、ヤンマー製8LV型ディーゼルエンジンとZTドライブシステムを提供し、絶大な信頼を得ています。双方がマリンスポーツ文化の醸成を目指し、海の愉しさや素晴らしさを共有することで、より強固なオフィシャルトップマリンパートナーとして大会を盛り上げていきます。

「オラクル・チーム・USA」チェイスボート(伴走艇)「YANMAR1」について

  • 艇体:スコーピオン社製
  • エンジン:ヤンマー製8LV370×2
  • 全長:10.2m
  • 全幅:3.25m
  • 排気量:4.46リットル
  • 最高出力:272KW/3,800rpm
  • ドライブ:ヤンマー製ZTスターンドライブ

<ヤンマーについて>

1912年に大阪で創業したヤンマーは、1933年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功しました。以来、産業用ディーゼルエンジンを事業の柱とし、さまざまな市場へ商品・サービス・ノウハウを融合したトータルソリューションを提供する総合産業機械メーカーです。小型エンジン、大型エンジン、農業機械・農業施設、建設機械、エネルギーシステム、マリン、工作機械・コンポーネントの7事業を有し、グローバルにビジネスを展開しています。
「自然と共生し、食料生産とエネルギー変換の分野でお客様の課題を解決するとともに、未来へつながる社会とより豊かな暮らしへの貢献」をミッションステートメントに掲げ、世界の「都市」「大地」「海」の事業フィールドで、資源循環型社会“A SUSTAINABLE FUTURE”実現への貢献を目指しています。
詳しくは、「ヤンマーについて」をご覧ください。

【本件に関するお問合せ先】

ヤンマーホールディングス株式会社
ブランド部コミュニケーション部 広報担当
E-mail: koho@yanmar.com

  • ニュースリリースに記載されている内容は、記者発表時点のものです。最新の情報とは内容が異なっている場合がありますのでご了承願います。

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