ニュースリリース

2016年3月期連結決算概要及び次期見通しについて

2016年06月07日
ヤンマーホールディングス株式会社

当連結会計年度における世界経済は、先進国においては欧米の景気は内需に牽引されて底堅く推移しました。しかしながら中国の成長率は低下しており、その影響などで新興国の景気が下押しされたことによって、全体として成長は減速しました。
日本経済においては、企業業績の改善傾向は続いているものの、個人消費の動きは弱く景気は横ばいに留まりました。
今後の世界経済は、米国の追加利上げと中国景気の更なる下振れによって大きく影響を受ける恐れがあり、両国の動向を注視する必要があります。

このような状況下におきまして、当社グループでは今後更なる成長を目指すため、2015年度は、主に下記の項目について重点的に取り組みました。

(各事業の重点市場での2014年度を上回る売上高及びシェアの獲得)
 ①事業間連携での課題解決によるお客様との接点拡大
 ②新規事業の拡大と新規テーマの発掘と評価

(グループの成長を加速するための基盤づくり)
 ①企業価値向上に向け最適な資金調達を実現する財務戦略の実行
 ②生産/販売/在庫管理業務の再設計よるリードタイムの短縮

(お客様の期待を超える商品・サービスの持続的投入)
 ①コンカレント商品開発の強化と品質問題の未然防止
 ②スマートアシストを活用したアフターセールスビジネスの展開

(世界各地の地域や社会の維持・発展への貢献)
 ①地域での環境保全
 ②社会貢献活動の実施

これらの結果、当連結会計年度の業績につきましては、売上高は前連結会計年度(6,550億円)に比べ7.5%増の7,038億円となりました。経常利益は、前連結会計年度(396億円)に比べ40.6%減の235億円となり、売上高経常利益率は3.3%となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度(236億円)に比べ60.3%減の93億円となりました。
また、連結売上高に占める海外売上高は前連結会計年度(2,888億円)に比べ14.6%増加し、3,310億円となり、海外売上高構成比は47.0%となりました。

2017年3月期連結業績見通し

2017年3月期の売上高見通しについては、8,050億円を見込んでいます。損益については、営業利益は、310億円、経常利益につきましては300億円を見込んでおります。また、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、160億円となる見通しです。

(2017年3月期は在外子会社の一部におきまして決算期変更を予定しております。そのため、2017年3月期は決算期変更の経過期間となり、従来12月決算の会社につきましては15ヵ月間(2016年1月1日~2017年3月31日)、従来より3月決算の会社につきましては12ヵ月間(2016年4月1日~2017年3月31日)を連結対象とした決算を予定しております。従いまして、対前期増減率の記載を省略しております。)

<ヤンマーについて>

1912年に大阪で創業したヤンマーは、1933年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功しました。以来、産業用ディーゼルエンジンを事業の柱とし、さまざまな市場へ商品・サービス・ノウハウを融合したトータルソリューションを提供する総合産業機械メーカーです。小型エンジン、大型エンジン、農業機械・農業施設、建設機械、エネルギーシステム、マリン、工作機械・コンポーネントの7事業を有し、グローバルにビジネスを展開しています。
「自然と共生し、食料生産とエネルギー変換の分野でお客様の課題を解決するとともに、未来へつながる社会とより豊かな暮らしへの貢献」をミッションステートメントに掲げ、世界の「都市」「大地」「海」の事業フィールドで、資源循環型社会“A SUSTAINABLE FUTURE”実現への貢献を目指しています。詳しくは、ヤンマーについてをご覧下さい。

【本件に関するお問合せ先】

ヤンマーホールディングス株式会社
ブランド部コミュニケーション部 広報担当
E-mail: koho@yanmar.com

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