ニュースリリース

低燃費と省スペースを両立した画期的な大容量ガスタービン発電装置新製品の販売開始について

2015年11月30日
ヤンマーエネルギーシステム株式会社

大容量ガスタービンエンジン「AT3600ES」型

ヤンマーエネルギーシステム株式会社(本社大阪市北区 代表取締役社長 梅垣直也、以下ヤンマー)は、このたび低燃費と省スペースを両立した大容量(3000kVAクラス)の非常用ガスタービン発電装置「ATG3000」の販売を開始いたします。

東日本大震災以降、非常時の際の事業継続性(BCP)を重視する大規模生産工場や病院、商業施設といった各需要家様の間では、非常用発電機の大容量化のニーズが高まっています。そういった市場傾向の中、当社が取り扱うガスタービン発電装置は、従来は最大容量が2500kVAでしたが、需要家様のニーズにお応えできる大容量発電能力をそなえた新機種の開発を続けてまいりました。

すでに販売を開始している1000kVAクラスのヤンマー製ガスタービンエンジン「AT1200ES」をベースとして、省エネルギー性能と設置スペースの低減を両立しながら当社独自のノウハウにより発電容量3000kVAまでの対応を実現したのが、ヤンマー新型「AT3600ES」型ガスタービンエンジンです。

新製品の開発コンセプトは低燃費と省スペース化による需要家様のメリットの最大化です。

新型発電装置ATG3000の最大の特徴は、当社従来製品(2000kVAクラス)ガスタービン発電装置と同様のサイズをたもちながら、3000kVAもの大容量化を実現したことです。

そしてこのたび同時に、発電容量2000kVAクラスの製品も新型ガスタービンエンジン「AT2400ES」を搭載したタイプにモデルチェンジをしてATG2000として販売を開始いたします。両製品ともヤンマー株式会社 特機エンジン事業本部にて開発と生産を行い、「ヤンマー品質」を確保しています。

ヤンマーでは、今般販売開始するガスタービン発電装置をはじめ、ディーゼル発電装置やガスコージェネレーションシステムなど幅広い商品ラインナップを取り揃えています。

これからもたゆまなく新たな技術開発への挑戦と製品ラインアップの充実に取り組み、さまざまな市場ニーズに、そして需要家様ごとに最適なソリューションのご提案をしていくことで、安全かつ安心な社会インフラの構築と資源循環型社会の実現に全社を挙げて貢献してまいります。

1.新商品ラインナップ

  1. ガスタービンエンジン型式名 AT3600ES・・・・発電容量3000kVA(発電装置型式名:ATG3000)
  2. ガスタービンエンジン型式名 AT2400ES・・・・発電容量2000kVA(発電装置型式名:ATG2000)

2.販売開始日

2015年12月1日より発売開始

3.充実したアフターサービス体制

  1. ヤンマーエネルギーシステム本社に本年4月1日設置した、リモートサポートセンターで24時間365日たえずシステムの稼働状況を遠隔監視し、需要家様の安定した事業継続と安心をご提供します。
  2. 商品企画・開発・販売・生産・アフターメンテナンスまで全てヤンマーグループが一貫して実施・ご提供することで、安定した「ヤンマー品質」を需要家様へお届けします。

【製品に関するお問合せ先】

ヤンマーエネルギーシステム株式会社 発電システム営業部
TEL: 06-7636-2658 FAX: 06-7636-0217

【報道関係者お問合せ先】

ヤンマーホールディングス株式会社
ブランド部コミュニケーション部 広報担当
E-mail: koho@yanmar.com

  • ニュースリリースに記載されている内容は、記者発表時点のものです。最新の情報とは内容が異なっている場合がありますのでご了承願います。

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