ニュースリリース

2012年3月期連結決算概要及び次期見通しについて

2012年06月20日
ヤンマー株式会社

1.2012年3月期の連結業績

当連結会計年度の世界経済は、欧州危機の収束に向けた各国の取り組みにおける足並みの乱れが顕在化するなど先進国の成長が停滞しました。新興国においても輸出の減速や物価上昇、金融引締めに伴う需要減退などによって成長のスピードが鈍化し、総じて回復が減速傾向となりました。

わが国においても、東日本大震災により寸断された供給網の復旧が予想以上に早いペースで進んだものの、円高の恒常化により企業の輸出環境は改善されず、景気の停滞感は依然残ったままとなりました。今後の経済情勢につきましては、米国経済の回復やアジア新興国の内需を中心とした景気の拡大もあり、全体としては緩やかな回復が見込まれますが、欧州の債務問題の再燃、為替相場の変動、原油価格の上昇、各国の政権交代の影響などによって景気が下振れするリスクは依然として高いと言えます。

このような状況の中で当社グループは今年3月、会社設立100周年を迎え、新たなグループミッションを制定し、今後もお客様の立場で考え、お客様へのソリューション提供をコンセプトとして、次なる100年に向けて歩み始めました。当社グループは、平成27年度(2015年度)を最終年度とした中期事業戦略の着実な実行に向け「収益構造の改革」と「持続的成長に向けたグローバル競争力の強化」に取り組んでいます。

当連結会計年度の業績につきましては、売上高は前連結会計年度(4,991億円)に比べ10.4%増の5,511億円となりました。経常利益は、前連結会計年度(172億円)に比べ28.6%増の221億円となり、売上高経常利益率は4.0%となりました。当期純利益は、前連結会計年度(68億円)に比べ77.1%増の121億円となりました。

また連結売上高に占める海外売上高は、前連結会計年度(2,040億円)に比べ11.3%増加し、2,271億円となり、海外売上高構成比は41.2%となりました。

2.2013年3月期連結業績見通し

2013年3月期の売上高については、当連結会計年度と比べ0.5%増の5,537億円を見込んでおります。損益については、営業利益は、当連結会計年度と比べ22.7%増の276億円、経常利益につきましては当連結会計年度と比べ14.1%増の253億円を見込んでおります。また、当期純利益につきましては、140億円となる見通しです。

<注記>
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