お知らせ
非常用ディーゼルエンジン(防災用)燃料系統のエアー抜き方法について
2011年03月30日
ヤンマー株式会社
1. 燃料の取り扱い
- 燃料は指定燃料をお使い下さい。
- 燃料に水やゴミが混入しているとエンジン不調の原因になります。
燃料タンクには油量計がついていますので、油量計を見ながら給油して下さい。
2. エアー抜きの実施
- エンジンが始動しないように停止処置を行って下さい。
(運転モード 自動→試験、バッテリースイッチ ON→OFF 等) - 燃料フィードポンプのカバーを取外し、つまみを左に回してポンプのつまみが上下に動くまで緩めて下さい。
- 燃料コシ器空気抜きのボルトを緩めフィードポンプを上下させ燃料に気泡が出なくなるまでプライミングをし、ボルトを締めて下さい。
- 燃料フィードポンプのつまみを右に締付け、カバーをかぶせて下さい。
- エンジンの停止処置を解除して下さい。エアー抜きは完了しました。
3. 注意事項
- 燃料のエアー抜きはエンジンの機種によって異なります。添付したものは、抜粋資料ですので御了承下さい。
- エアー抜き実施後、エンジンが正常に運転するか確認下さい。
- 燃料ポンプや燃料噴射弁にエアーが混入した場合、燃料ポンプや燃料噴射弁のエアーも抜かなければエンジンが始動しない可能性があります。
- 燃料給油時は下記注意事項を守って下さい。
- 燃料の給油は必ず燃料種別を確認し指定油を給油下さい。
(燃料種別:A重油、軽油、灯油です。ガソリンは使用できません) - 燃料の給油は必ずエンジンを停止し、エンジンが十分冷えてから行って下さい。
- 給油中は火気を近づけないで下さい。
- 給油は給油口いっぱいまで入れないで下さい。膨張などで燃料が吹き出す場合があります。
- 燃料がこぼれたときは、布切れなどで拭きとって下さい。
※注意が守られなかった場合、火災や爆発の原因となります。
- 燃料の給油は必ず燃料種別を確認し指定油を給油下さい。
- 燃料のエアー抜きは発電装置に精通した専門技術者が実施して下さい。
- その他ご不明な点が御座いましたら、お近くの支社・支店まで問合せ下さい。
- PDF版についてはこちら
非常用ディーゼルエンジン(防災用)エアー抜き方法について