ニュースリリース

舶用ディーゼル機関用電子制御技術がマリンエンジニアリング・オブ・ザ・イヤーを受賞

2010年07月20日
ヤンマー株式会社

独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構の2009年度・高度船舶技術実用化助成事業に採択された「中速EUP式電子制御ディーゼル機関の開発」事業が、マリンエンジニアリング・オブ・ザ・イヤー 2009(主催:社団法人 日本マリンエンジニアリング学会)を受賞いたしました。

今回同賞を受賞した当社独自の、EUP(Electronic Unit Pump)式電子制御燃料噴射システムは、高圧の燃料蓄圧部品を必要とせず、かつ従来方式の燃料噴射システムとの互換性を有した、汎用性の高い構造を最大の特長としています。そのため、既存船のエンジンへの適用も容易となります。

本機関を搭載したセメント運搬船は、2009年10月の就航以来、順調に稼動しており、性能に関してもユーザーから好評を得ています。今後は、さらに信頼性の実績を積み上げると共に、耐久性・低コストオペーションについても実績を確立して参ります。

【備考】
今回当社が受賞した、マリンエンジニアリング・オブ・ザ・イヤー 2009は、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構・日洋海運・東(あずま)海運(株)・本瓦造船との共同受賞となります。
〔7月20日14:00〜海運クラブ(東京都千代田区)にて海事三学会合同表彰式が開催されます〕

【ご参考:本システムの概要】

本件に関するお問合せ先

ヤンマー株式会社 総務部・広報グループ
TEL:06-6376-6212

以上

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