舶用エンジン - ニュースリリース

船舶用デュアルフューエルエンジン「6EY26DF」をタグボート向け主機関として納入

2018年09月19日
ヤンマー株式会社

<舶用デュアルフューエルエンジン「6EY26DF」>

ヤンマー株式会社(本社:大阪市、社長:山岡健人)は、株式会社商船三井(本社:東京都港区、社長:池田潤一郎、以下「商船三井」)が初めて保有するLNG(液化天然ガス)燃料タグボート※1向けに、船舶用重油とLNGを燃料として使用できる船舶用デュアルフューエルエンジン「6EY26DF」2台を納入しました。本船は2019年2月に竣工、同年4月に就航を予定しています。

本船は、商船三井が船主となり、金川造船株式会社(本社:神戸市兵庫区、社長:生駒剛人)で建造、大阪ガス株式会社(本社:大阪市中央区、社長:本荘武宏)がLNG燃料を供給し、日本栄船株式会社(本社:神戸市中央区、社長:西尾哲郎)が運航します。
また、LNG燃料船として国内で初めて、IGFコード※2に準拠し建造され、ヤンマーはデュアルフューエルエンジンならびにLNG燃料タンク、バッファタンク、ガス燃焼装置などのLNG燃料供給システムを一括で受注しています。

今後も当社は、環境負荷低減に取り組み、環境性能に優れたクリーンな船舶用エンジンの開発を進め、お客様のニーズに応える最適なソリューションを提供してまいります。

6EY26DF機関主要目

<デュアルフューエルエンジン「6EY26DF」>
機種 6EY26DF
機関定格出力 1618kW
シリンダー数 6
シリンダー径×行程 260mm×385mm
排気量 122.6L
回転数 750min-1
使用燃料 LNG(液化天然ガス)/
船舶用重油
  • ※1タグボート:大型船や水上構造物が岸壁や桟橋へ離着岸する際に補助を行う船舶
  • ※2IGFコード:International Code Of Safety For Ships Using Gases Or Other Low-Flash Point Fuelsの略。ガス燃料及び低引火点燃料を使用する船舶に対する安全要件を規定するコードで、2017年1月1日より発効。

<ヤンマーについて>

1912年に大阪で創業したヤンマーは、1933年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功しました。以来、産業用ディーゼルエンジンを事業の柱とし、さまざまな市場へ商品・サービス・ノウハウを融合したトータルソリューションを提供する総合産業機械メーカーです。小型エンジン、大型エンジン、農業機械・農業施設、建設機械、エネルギーシステム、マリン、工作機械・コンポーネントの7事業を有し、グローバルにビジネスを展開しています。
「わたしたちは自然と共生し、生命の根幹を担う食料生産とエネルギー変換の分野でお客様の課題を解決し、未来につながる社会とより豊かな暮らしを実現します」をミッションステートメントに掲げ、世界の「都市」「大地」「海」の事業フィールドで、資源循環型社会“A SUSTAINABLE FUTURE”実現への貢献を目指しています。

  • ニュースリリースに記載されている内容は、記者発表時点のものです。最新の情報とは内容が異なっている場合がありますのでご了承願います。

【商品に関するお問い合せ先】

ヤンマー株式会社
エンジン事業本部 舶用営業統括部 営業企画部
TEL:06-6489-8069 FAX:06-6489-1082

【報道関係者お問合せ先】

ヤンマーホールディングス株式会社
ブランド部コミュニケーション部 広報担当
E-mail: koho@yanmar.com

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