排ガスを抑えて、よりクリーンなエンジンを。

TNEシリーズにおいて開発された排ガス低減技術を、さらに進化させたものがTNVシリーズです。
エンジンはよりクリーンになり、『排ガス規制基準』に対応しています。

燃焼室

燃焼室内の空気流動を実験的、解析的に究明することにより、ヤンマー独自の特殊噴口形状の持つ空気の混合効果をさらに向上させました。これにより、空気がさらに有効に利用され、燃焼がクリーンに、排ガスエミッションをさらに低減することができました。

燃料噴射装置(メカニカルポンプ)

TNVエンジンは、PFR形ポンプに代わり、新開発のインライン・ポンプを採用しました。
またFIEは厳しい基準のもと、ヤンマーFIE専門工場で全ての調整を行っています。
その主な特長をご紹介します。

  • ガバナ制御力の強化により、燃料調整ラックのレスポンスを向上させ、エンジンの回転がさらに安定。
    幅広い作業機へのマッチングが簡単にできるようになりました。
  • エンジンへの負荷に従い、燃料の噴射タイミングを調整。これにより排ガスを低減させています。
  • カムプロフィールをノズルの絞り特性にマッチさせ、燃料の噴射率を最適化。これにより排ガスエミッションを低減させています。
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