bauma 2025
ENERGY DIVERSITY,
YOUR SOLUTION PARTNER
当社のスローガン「ENERGY DIVERSITY, YOUR SOLUTION PARTNER」は、
絶えず変化する
オフロード業界の課題に対して、
ヤンマーが革新的かつ
お客様のニーズに合わせたソリューションで
OEMの皆様をサポートできることを
表しています。
HVO(Hydrotreated Vegetable Oil)
への対応により、
これまで培ってきた従来燃料向けエンジンの製品・ソリューションに加えて、
多種燃料燃焼技術を
ご提供できるようになりました。
さらに、電動化分野における先進的な
ソリューションもご紹介いたします。
Bauma 2025では、
あらゆるお客様のニーズに最適な、
幅広い技術とソリューションを提供します。
ヤンマーパワーテクノロジー株式会社
代表取締役社長 田尾 知久
CONTENTS
MOVIE GALLERY

01YANMAR e-Powertrain
Bauma 2025ではe-Powertrainパッケージを発表し、産業用機械の電動化を支援する包括的なソリューションを紹介します。OEM顧客の多様なニーズに対応し、計画立案からシステムエンジニアリング、設計検証、調達、製造、品質保証、アフターセールスまで、一貫したサポートを提供します。
会場内にはホイールローダーモックアップに搭載されたe-Powertrainを展示し、さまざまなお客様の電動化戦略をサポート出来るヤンマーの最先端技術を体感していただけます。

02高エネルギー密度バッテリーパック
高エネルギー密度バッテリーパックは、リチウムイオン技術を採用し、コスト効率を重視した標準パックです。クラス最高レベルの高いエネルギー密度を誇り、柔軟な電圧と容量の構成が可能なデザインを特徴としています。このバッテリーパックは、産業用途向けに特別に設計されており、過酷な環境でも優れた性能を発揮します。

03カスタムバッテリーパック
カスタムバッテリーパックもリチウムイオン技術を採用し、電圧、容量、形状、取り付けオプションにおいて柔軟な選択肢を提供します。お客様の特定のニーズに応じて、最適なソリューションを設計します。各バッテリーパックは、用途およびモデルに合わせてカスタマイズされ、コンパクトで高エネルギー容量を実現します。

04水素エンジン
ヤンマーが開発を進める産業用水素エンジンのコンセプトを世界で初めて公開します。電動ソリューションが標準となりつつある産業機械のゼロエミッションパワートレインにおいて、ヤンマーは水素燃焼技術が将来的なカーボンニュートラル実現に向けた重要な選択肢の一つであると考え、より多様なエネルギーソリューションを提供することを目指しています。
ブースでは、最新のディーゼルエンジン「4TN101」(排気量3.8リットル)をベースにした水素エンジン仕様及びYDG5500(排気量0.4リットル)をベースにした水素エンジン発電機を展示。水素エンジンは、ディーゼルエンジンと同じエンジンフットプリントを共有できるため、既存のエンジン設計を大きく変えることなく水素燃料への適応が可能です。

05クリーンディーゼルエンジン:4TN107
155kWの高出力を誇るディーゼルエンジンで、工事現場や大規模農場といった過酷な環境での長時間使用を想定して開発されました。2ステージターボを採用し、低回転域から高回転域までスムーズに高トルクを発揮。さらに、舶用大型エンジンの開発で培われた高剛性設計を取り入れることで、耐久性の向上にも成功しています。
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06クリーンガスエンジン:4TN88G
ヤンマーのクリーンガスエンジンは、CO₂排出量の削減と高効率な燃焼を両立し、持続可能なエネルギーソリューションとして産業機械の未来を支えます。その代表モデルである4TN88Gは、産業用モバイル機械向けに開発され、低燃費・高信頼性・コンパクト設計を実現しました。
従来のガスエンジンでは、大型の吸気マニホールドが必要となるため、エンジンサイズが大きくなるという課題がありましたが、4TN88Gではマルチポイントインジェクション方式を採用し、エンジン全体をコンパクトに設計。これにより、ディーゼルエンジンとの互換性を維持しながら、より効率的な燃焼を実現しました。また、ガス燃料の特性を活かし、CO₂排出量を抑えつつ、長時間の安定稼働が可能な仕様となっています。

07Himoinsa EHR
EHRは、エネルギー貯蔵および供給システムであり、騒音や排ガスの発生を完全に抑制し、単独で運転することができます。さらに、ディーゼルやガス発電機を使った発電システムに統合したり、グリッドや太陽光発電モジュールに接続したりすることも可能です。EHRの主な目的はより高いエネルギー効率を確実に実現し、排出ガスと騒音を最適化することです。