水素燃料エンジンコージェネレーションシステム
需要に合わせた出力制御が可能で、水素運転による熱電供給で大型の案件にも対応します。ヤンマーの高いメンテナンス技術で、導入後のアフターサービスまで一貫して対応します。水素100%専焼用と都市ガス・水素混焼用の2台を設置しています。
ヤンマーグループでは、「YANMAR GREEN CHALLENGE 2050」を掲げ、自社だけに限らず、お客さまの脱炭素化実現に向け、再生可能エネルギー(以下、再エネ)や水素などの環境に配慮したソリューションの開発を進めています。今回、GHPやマイクロコージェネレーションシステムを製造するヤンマーエネルギーシステム製造株式会社敷地内の岡山試験センターに、水素発電システムや蓄電池などのクリーンエネルギー機器の耐久試験や技術開発およびそれらを組み合わせた最適運用の実証試験を行う本施設を設置しました。
今後、既存の商品に加え、開発を進めるクリーンエネルギー機器を最適に組み合わせ、カーボンニュートラルパッケージとしてお客さまのニーズに合ったソリューション提案を目指します。さらに自社工場でもクリーンエネルギー機器を活用し、工場全体のカーボンニュートラル化を目指していきます。
本施設は、下記の3つの目的を実現するため、本施設に水素発電システムを中心としたクリーンエネルギー機器を設置し、研究開発を進めていきます。脱炭素の取り組みを検討中のお客さま向けには、ヤンマーエネルギーシステム株式会社(以下ヤンマーES)の開発の現状への理解を深めていただく見学コース※も準備しています。
需要に合わせた出力制御が可能で、水素運転による熱電供給で大型の案件にも対応します。ヤンマーの高いメンテナンス技術で、導入後のアフターサービスまで一貫して対応します。水素100%専焼用と都市ガス・水素混焼用の2台を設置しています。
実績のある都市ガス仕様のマイクロコージェネレーションシステム「CP35D2」をベースに、都市ガスに水素燃料を混合した運転を可能にした熱電併給システムです。都市ガス仕様と同様に複数台連結により、必要な電力量に合わせたシステム提案も可能となります。
発電時CO2排出ゼロで、高発電効率を実現する水素燃料電池を搭載。燃料電池の特徴を生かした低騒音。省スペースのオールインワン発電システムです。
水素製造装置では、再エネからグリーン水素を製造し、余剰電力の有効活用を実現します。太陽光発電や開発中のエネルギーストレージシステム(蓄電池)を組み合わせることで、グリーン電力の供給、デマンドに合わせた余剰電力の充放電など効率的な再エネ運用が可能です。
ヤンマー製品だけでなく、天候やエネルギー需給状況に応じてさまざまなエネルギー機器を制御し、最適な機器運用を支援します。
太陽光発電や水素発電で創り出した余剰電力を蓄え、エネルギーの効率的・安定的な運用に貢献します。
所在地
〒704-8122 岡山県岡山市東区西大寺新地383-2
ヤンマーエネルギーシステム製造(株)