琵琶湖カントリー倶楽部様
会社紹介 : 琵琶湖カントリー倶楽部様
日本最大の湖、琵琶湖の南側に位置。滋賀県の豊かな自然を利用したコースで、琵琶湖はもちろん、近江富士として知られる三上山や比叡山を望んでプレーできる気持ちの良いコースです。2度の日本オープンゴルフ選手権や、日本女子オープンゴルフ選手権など、様々な日本のメジャー大会を開催している名門ゴルフ倶楽部でもあります。
会社紹介 : 琵琶湖カントリー倶楽部様
日本最大の湖、琵琶湖の南側に位置。滋賀県の豊かな自然を利用したコースで、琵琶湖はもちろん、近江富士として知られる三上山や比叡山を望んでプレーできる気持ちの良いコースです。2度の日本オープンゴルフ選手権や、日本女子オープンゴルフ選手権など、様々な日本のメジャー大会を開催している名門ゴルフ倶楽部でもあります。
日本最大の湖、琵琶湖の南側に位置。滋賀県の豊かな自然を利用したコースで、琵琶湖はもちろん、近江富士として知られる三上山や比叡山を望んでプレーできる気持ちの良いコースです。2度の日本オープンゴルフ選手権や、日本女子オープンゴルフ選手権など、様々な日本のメジャー大会を開催している名門ゴルフ倶楽部でもあります。
そんな琵琶湖カントリー倶楽部が、2021年10月にサステナブルな取り組みについての話題を提供しています。それはコース内でのカーボンニュートラル化を実行し、2021年度内にCO2実質排出量ゼロを目指すというものです。世界的な課題となっているCO2排出問題だが、実現するとゴルフ場としては日本初ということとなります。
その可能性について、琵琶湖カントリー倶楽部の横田潤一郎支配人に話を伺いました。
「2021年1月から一部で稼働をして、ほぼ計画通りです。実質的には10月からスタートしたのですが、2022年3月、2021年度内にCO2実質排出量ゼロを実現することは可能だと思っています」
それまでのCO2排出量が約800トン。ゴルフ場ではプレー後に風呂を使用するし、コース内の整備には車両も使う。それをゼロにするのだから、思い切った施策が取られたのは想像に難くない。
この度のカーボンニュートラルへの試みを具体的に見ていきます。
まず電力だが、これはYESが太陽光パネルを設置・維持管理する仕組みを導入することから開始。再生可能エネルギーである太陽光の発電システムにより、最大310キロワットの電力をクラブハウスに供給している。太陽光パネルは、あるホールの外側にずらっと並べられている。YESの担当者に聞くと、このような回答を得ることができました。
「これはヤンマーエナジーファームというお客様の初期投資ゼロでエネルギーサービスを導入いただけるサービスで、琵琶湖カントリー倶楽部で3箇所目になります。現在、栃木県では「001」「002」が稼働中です。まもなく「005」が関西で稼働する予定になっているんです」
そして、もうひとつ重要なエネルギー源がボイラーである。これで主に湯を沸かしているのだが、従来の重油を使ったものから木質のチップを燃料に使ったバイオマスボイラーに変更することで大幅にCO2を削減しています。また、バックアップとしてLPガスボイラーも設置されており、こちらは災害時のライフラインとなる予定となっています。
さらにはリチウムイオン蓄電池もあり、太陽光発電の余った電力を蓄電し、夜間の電力供給や非常用電源として活用されます。
また食品廃棄物や刈り取った芝草は、バイオコンポスターという機械にかけられ堆肥化。再利用されています。まさに、大切に、無駄なくエネルギーを使っていることがわかるようになっています。
高い意識と行動力によって日本で初めてカーボンニュートラルを試み、CO2実質排出量ゼロを目指す琵琶湖カントリー倶楽部だが、本来はゴルフをプレーし、楽しむ場所でもあります。横田支配人も「ゴルフで楽しめるところ。いつか行きたいではなく、いつも行きたいというようなコースにしていきたい」と話している。
琵琶湖カントリー倶楽部は名門であるがゆえに敷居が高そうに見えるかもしれません。だが、そもそも栗東町という地元からの要請で作られたゴルフ場なので、地域との繋がりを重視している設計となっています。