建設機械 - ニュースリリース
燃費性、整備性を向上した後方超小旋回ミニショベル「ViO17-1」を発売
2021年09月01日
ヤンマーホールディングス株式会社
ヤンマーホールディングス株式会社のグループ会社であるヤンマー建機株式会社(本社:福岡県筑後市、社長:奥山博史、以下YCE)は、後方超小旋回ミニショベルのロングセラーモデルである「ViO17」の後継機として、燃費性、整備性を向上した「ViO17-1」を2021年9月1日に発売します。
本機は、新たにエコモードやカットオフデセル機能を搭載し、燃費低減を実現しました。また、オイルクーラーの標準搭載によりヒートバランスを向上させ、マシンダウンを低減します。さらにグリスだまりやシリンダーホースの形状を見直すことで整備性を向上させ、作業工数の削減を実現しました。
今後もYCEは、安全に作業が行える建設機械を提供するとともに、住宅建設やインフラ整備などの街づくりへの貢献を通じて、あらゆる人が安心して暮らせる社会の実現を目指してまいります。
商品概要
商品名:「ViO17-1」
発売日:2021年9月1日
商品価格:3,507,350円(税込)
年間販売目標台数:900台
製品ページ:
商品スペック:
搭載エンジン形式 | 3TNV70-XBV |
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機械質量 | 1,660kg |
定格出力 | 10.1kW/2200min-1 |
燃料タンク | 20L |
輸送時寸法[全長 × 全幅(最縮小時)× 全高] | 3,460mm × 1,280(950)mm × 2,370mm |
- ※ゴムクローラー、2柱キャノピー仕様時
主な特長
(1)経済性の向上
エンジンの最大回転数を抑えることで標準モードと比べて作業時間当たりの燃料消費量を約23%削減※1する「エコモード」を搭載しました。燃費が向上したことで、ランニングコストの軽減に繋がります。
また、カットオフデセルレバーをONの状態でロックレバーを上げると、エンジン回転数をローアイドル状態に変更できる「カットオフデセル機能」を搭載しています。これらの機能を組み合わせることで、より経済性に優れた作業が可能になります。
(2)マシンダウン低減と整備性の向上
オイルクーラーの標準搭載によりヒートバランスが向上しました。オイルクーラー非搭載時と比べ、作動油温度の5%低下※2を実現するなど、マシンダウンの低減に貢献します。さらにブーム背面に分割シリンダーホースを採用することで、万が一破損した場合にもホースの交換を容易にしました。
(3)安全性の向上
従来はハロゲンだった作業灯にLEDを採用し、広範囲の照射を可能にしました。また、油圧を一時的に蓄積して、安全に機体の残圧を抜くことができるアキュムレーターを搭載するなど、作業・整備における安全面も改善しています。
<ヤンマー建機 ViO17-1 ショートムービー>
- ※1当社試験値。ViO17-1の標準モードと比較。
- ※2当社試験値。お客様の使用状況により異なります。
<ヤンマーについて>
1912年に大阪で創業したヤンマーは、1933年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功した産業機械メーカーです。「大地」「海」「都市」のフィールドで、産業用エンジンを軸に、アグリ、建機、マリン、エネルギーシステムなどの事業をグローバルに展開し、お客様の課題を解決するソリューションを提供しています。ヤンマーは“A SUSTAINABLE FUTURE-テクノロジーで、新しい豊かさへ。-”をブランドステートメントに掲げ、次の100年へ向けて持続可能な社会の実現に貢献していきます。
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ヤンマー建機株式会社各支店、営業所、または、ヤンマー建機商品取扱販売店
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ヤンマーホールディングス株式会社
ブランド部コミュニケーション部 広報担当
E-mail: koho@yanmar.com