■ 1968年
ヤンマーディーゼルエンジン搭載ホイル式自走式ミニショベル「YNB300」を発売しました。日本特有の狭い現場で自ら移動して掘削作業が出来る「YNB300」は人手不足、人件費高騰の切実なニーズを捉えていました。
2018年03月16日
ヤンマー建機株式会社
ヤンマー建機株式会社(本社:福岡県筑後市、社長:瀬戸智行)は、1968年にヤンマーディーゼルエンジン搭載ホイル式自走式ミニショベル「YNB300」を発売して以来、2018年で50周年を迎えます。
1960年代の土木建設業界では、ツルハシやスコップによる人力作業が一般的でしたが、人手不足や人件費高騰の深刻化に加え、工期の短縮などが強く求められていました。そのような中、当社は土木作業の省力化ができる建設機械としてミニショベル「YNB300」発売を皮切りに、その時代のニーズに応える商品を提供し続けてきました。
ミニショベル発売から50周年を迎えた今、当社はミニショベルのパイオニアとして今一度原点に立ち返り、お客さまに寄り添い、最高のパフォーマンスを発揮する商品作りを追及していきます。また、住宅建設やインフラ整備など、街づくりへの貢献を通じて、あらゆる人が安心して暮らせる社会の実現を目指していきます。
ヤンマーディーゼルエンジン搭載ホイル式自走式ミニショベル「YNB300」を発売しました。日本特有の狭い現場で自ら移動して掘削作業が出来る「YNB300」は人手不足、人件費高騰の切実なニーズを捉えていました。
ブームを左右にスライドでき、ブームスイングも可能で壁際まで掘削で きることが特長の「YB600C」を発売しました。さらに、クローラ幅内におさまる内蔵形走行モーター方式の開発により走行性能が向上しました。これまでの機械では困難だった側溝掘りを容易にした革新的なパフォーマンスにより建設現場では「壁際の魔術師」と呼ばれ、水道・ガスなどの管工事業者に絶大な人気を博し、小型建機量産の草分けとなりました。
ミニ建設機械業界では初のキャビン付・超低騒音をうたった「YB2000」を発売しました。同機は、オペレータが快適に作業できるようキャビンを搭載し、同時に狭所・夜間および住宅街での騒音対策のため、エンジン音が外部に漏れないように配慮しました。
立型水冷ディーゼルエンジン搭載し低騒音・ブームスイング機能・360度旋回・排土板付きといった現在のミニショベルの基本を確立した「YB1200」を発売しました。
世界最小1tクラスのゴムクローラー式ミニショベル「YB400」チビホレを発売しました。機械質量900kgのこの製品は、舗装道路を傷めず、静音で走行できるように世界で初めてミニショベルにゴムクローラーを採用しました。
市場自体が成熟したと言われる中で標準機と超小旋回機、それぞれの優位性を兼ね備えた「後方超小旋回機ViOシリーズ」を発売しました。標準機と同様のシンプルなブームで作業性を高め、旋回時にも車体後部が車幅からはみ出さず作業者を後部で巻込むことが少ない安全性の高い理想のミニショベルとして躍進。ミニショベル市場の約70%を占めていた標準機の多くが後方超小旋回機に変わりミニショベルのスタンダードとなりました。
ヨーロッパ、アメリカ、日本の排出ガス規制をクリアした環境対応エンジンの搭載や、さらなる低騒音化、転倒時の安全保護装置を取り入れた商品を次々に発売しました。いち早く環境保全に取り組むため、当社のほとんどのミニショベルのボディに樹脂ではなく、再利用可能な鉄板製を採用しました。また、キャビン前方のコーナーまで車幅内に入る完全後方超小旋回を実現したほか、バケットの着脱が容易な油圧式クイックヒッチなど、本来の機能が進化した商品も市場投入しています。
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