お客様事例紹介

ViO10-2D 〈鈴木果樹園様〉

使用モデル	ViO10-2D
事業所詳細	農業鈴木果樹園（福島県・福島市）
お客様名	鈴木顕典様鈴木矩史様
購入時期	2023年3月

操作方法さえ覚えてしまえば、「ViO10-2D」はとても扱いやすいと話す鈴木さん。狭い梨棚をスムーズに移動し、瞬く間に古くなった梨の樹を抜根する様子を見せてくれた。プレミアムレッドの色合いも気に入っているポイントの１つだという。

Best Performance of ViO10-2D

・果樹園内でも思い通りに操作できるコンパクトなサイズ感

・老木の抜根作業に発揮するトップクラスの掘削力

・すきまへの進入に強く、狭所作業に最適な可変脚

福島県福島市は盆地特有の寒暖差があるため、糖度の高い果物が育ちやすいと言われる。そんな場所で、親子二人三脚で果樹園を営んでいる鈴木顕典さんと、矩史さん。鈴木果樹園では梨、ぶどう、りんご、桃といった、色とりどりの果物を育てている。果樹は30年程経つと実が付きにくくなるため栽培シーズンに入る前に植え替える必要があり、抜根作業を効率化させるために鈴木さん親子が導入したのが「ViO10-2D」だ。この建機を選んだ1番の決め手は、コンパクトなサイズ感。鈴木果樹園は、梨の栽培面積が最も広い。梨棚は高さ2m程のため、この環境でもスムーズに作業ができるサイズであることが絶対条件だ。その点、座席までの高さが1.42mの「ViO10-2D」は、まさに鈴木さんにとって理想的な大きさだった。

「ViO10-2D」を選んだ理由はもう1つある。それは、掘削力だ。30年経過した樹木の根は、深く多方向に伸びているため簡単に抜くことはできない。コンパクトでありながら、パワフルに掘削できることも鈴木さん親子にとって妥協できないポイントであった。「ViO10-2D」を選んだおかげで、抜根作業が大幅に効率化したという。以前は樹を切った後、根が腐って抜きやすくなるまで時間を空けていたのが、「ViO10-2D」は掘削力が高いため、樹を切った直後にそのまま抜根まで進められるのだという。そのため、時間のロスがなくなり、植え替え作業に費やす時間を大幅に削減することにつながった。

サイズ感と掘削力以外にも、鈴木さんが評価している機能がスライド式の可変脚だ。梨棚はどうしても道が狭くなる場所がある。そんな時、「ViO10-2D」の脚幅を狭めて移動することで、行きたい場所に最短距離で進むことができる。遠回りせずに作業を進行できることは、時間もストレスも軽減する。この仕事で一番やりがいを感じる瞬間は、消費者の方から美味しいという声が届く時だと話す鈴木さん。顕典さんが親から受け継いだ果樹園には、植え替え時期に差し掛かった樹がまだ多く残されている。「ViO10-2D」が、鈴木さん親子の改植を強力にサポートし、これまで以上に多くの「美味しい!」という声を届けてくれるだろう。