農業 - ニュースリリース
セルスイッチ操作でエンジン始動が可能なラジコン草刈機「YW500RC,AE」を発売
2025年01月28日
ヤンマーホールディングス株式会社

ヤンマーホールディングス株式会社のグループ会社であるヤンマーアグリ株式会社(本社:岡山県岡山市、社長:所司ケマル、以下ヤンマーアグリ)は、セルスイッチの操作でエンジンを始動できるラジコン草刈機「YW500RC,AE」を2025年3月1日(土)に発売します。
夏場の暑い中で行う草刈り作業は、労力面、安全面において農家の大きな負担となっています。特に急斜面での作業は危険が伴うことから、安全作業が課題となっています。
2023年に発売したラジコン草刈機「YW500RC」は、送信機による遠隔操作と最大対応傾斜角度45度の作業性、高負荷の作業に対応する「快速制御」に加え、安全作業に配慮した機能・装備を搭載し、水田の法面や果樹園の草刈りをはじめ、造園や河川敷管理まで幅広いシーンで高い評価をいただいています。
新たに発売する「YW500RC,AE」は、送信機の操作でエンジン始動ができるセルスターター式を採用したほか、新装備のデバイダと“からみません”により作業性が向上しました。また、緊急走行レバーの配置を変更したことで、機体側での移動操作が簡単に行えるようになりました。
今後もヤンマーアグリは、お客さまのニーズに応えるとともに持続可能な農業の発展に貢献してまいります。
商品概要
商品名:ヤンマーラジコン草刈機「YW500RC,AE」
発売日:2025年3月1日(土)
商品価格:1,842,500円(税込、メーカー希望小売価格)
主な特長
(1)機体に近づくことなく操作が可能な「ラジコンタイプ」
リコイルロープを引かずに、送信機のセルスイッチ操作でエンジンを始動できるセルスターター式エンジンを採用しました。斜面や幅、高さに制限のある場所でも、安全な場所から遠隔でエンジンを始動することができます。送信機側で各種操作が可能なため、オペレーターは本機から離れたところで草刈り作業のコントロールができます。刈高さを調整する際も機体に近づくことなく、送信機で低・中・高の3段階(作業後草丈25~75mm)に調整が可能です。

(2)作業性を向上する新装備と高付加作業に対応する「快速制御」
新たに草を刈取部へ取り込みやすくするデバイダを機械の前後に装備しました。また、クローラ・フレーム間には草の詰まりを低減する「からみません」を採用し、草がつまった場合でも簡単に草を取り除くことができます。作業中に大きく負荷がかかった場合は「快速制御」により自動的に車速を落とし、負荷が小さくなると元の速度まで復帰します。

(3)操作性・メンテナンス性が向上した機能・装備
前後進・左右の移動操作ができる「緊急走行レバー」をエンジンスイッチ横に配置しました。手元に送信機がない緊急時や納屋内などでの近距離の移動時に、機体側で簡単に移動操作ができます。 また、ボンネット内のナイフ点検口のカバー色を変更したことで視認性が向上し、ナイフの点検・交換時のメンテナンスがしやすくなりました。

商品紹介ページ:
<ヤンマーについて>
1912年に大阪で創業したヤンマーは、1933年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功した産業機械メーカーです。「大地」「海」「都市」のフィールドで、エンジンなどのパワートレインを軸に、アグリ、建機、マリン、エネルギーシステムなどの事業をグローバルに展開。環境負荷フリー・GHGフリーの企業を目指し、顧客価値を創造するソリューションを提供しています。未来を育むヤンマーの価値観「HANASAKA」を基盤に、ブランドステートメントとして掲げる“A SUSTAINABLE FUTURE”を実現します。
詳しくは、ヤンマーのウェブサイトhttps://www.yanmar.com/jp/about/をご覧ください。
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