農業 - ニュースリリース

中山間地・畑作地作業などに適したトラクター 「YT1シリーズ」に直進アシスト仕様を追加

2023年10月24日
ヤンマーホールディングス株式会社

<直進アシスト機能搭載トラクター「YT1」>

ヤンマーホールディングス株式会社のグループ会社であるヤンマーアグリ株式会社(本社:岡山県岡山市、社長:増田長盛、以下ヤンマーAG)は、「YT1シリーズ」の2型式(YT120/122)に、農作業の高効率化・高精度化を実現する直進アシスト機能仕様を追加し、2023年11月1日(水)に発売します。

日本国内では農地の集約化に伴い機械の大型化が進む一方、中山間地の小規模農家・畑作農家では、コンパクトで取り回しの良いトラクターが求められています。中山間地・畑作地作業などに適したコンパクトでパワフルなトラクター「YT1シリーズ」の直進アシスト仕様では、熟練のオペレーターの作業負担を軽減するとともに、操作に不慣れな方でも高精度な直進作業を可能にしました。

今後もヤンマーAGは、ICT技術を活用してお客さまのニーズに応えるとともに、持続可能な農業の発展に貢献してまいります。

■商品概要

型式 :YT120/122 ※仕様区分 G:直進アシスト仕様
発売日 :2023年11月1日(水)
商品価格:2,761,000円~3,366,000円(税込、メーカー希望小売価格)

■主な特長

(1)直進アシスト機能

D-GNSS方式※1の自動操舵システムを採用し、事前に基準線のA点・B点を登録することで、基準線と平行に正確な作業を行います。また、直進作業後の旋回時にハンドルを切るだけで、直進アシスト機能が自動でOFFとなり、作業機が自動で上がります。さらに、旋回後に作業機昇降スイッチを下げるだけで直進アシスト機能も自動でONとなる連動機能で、オペレーターはハンドル操作に集中できます。

<直進アシスト機能を使った作業イメージ>

(2)「RTKアップグレードキット※2」による高精度化を実現(オプション)

RTK-GNSSなら、0.2km/hからの超低速作業が可能であり、±2~3cmの精度で作業が行えます。特に高精度な作業が求められる、うね立てやあぜ塗りに適しています。

<直進アシスト機能によるうね立て作業イメージ>

商品ページURL:

  • ※1D-GNSS方式 補正情報を衛星などから取得し、位置を求める方式。
  • ※2RTK(リアルタイムキネマティック)アップグレードキットを利用するには、別途補正情報サービス契約と通信端末が必要です。

<ヤンマーについて>

1912年に大阪で創業したヤンマーは、1933年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功した産業機械メーカーです。「大地」「海」「都市」のフィールドで、エンジンなどのパワートレインを軸に、アグリ、建機、マリン、エネルギーシステムなどの事業をグローバルに展開。環境負荷フリー・GHGフリーの企業を目指し、顧客価値を創造するソリューションを提供しています。未来を育むヤンマーの価値観「HANASAKA」を基盤に、ブランドステートメントとして掲げる“A SUSTAINABLE FUTURE”を実現します。

  • 記載されている内容は発表時点のものです。最新の情報とは内容が異なっている場合がありますのでご了承願います。

【商品に関するお問い合わせ】

ヤンマーアグリ株式会社 お客様相談室
TEL:06-7636-9298

【報道関係者お問い合わせ先】

ヤンマーホールディングス株式会社
ブランド部コミュニケーション部 広報担当
E-mail: koho@yanmar.com

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