農業 - お知らせ

国内排ガス自主規制対応のエンジンを搭載した野菜移植機2機種を発売

2022年06月27日
ヤンマーアグリ株式会社

<乗用汎用たまねぎ移植機「PH40RA,T(2人作業タイプ)」>

ヤンマーホールディングス株式会社のグループ会社であるヤンマーアグリ株式会社(本社:岡山県岡山市、社長:増田長盛、以下YAG)は、国内排ガス自主規制に対応し、操作性を向上させた乗用型野菜移植機2機種を発売します。

新鮮で安全・安心な国産野菜の需要が高まっており、野菜栽培面積は増加傾向にあります。加えて、農業分野においてもSDGsをはじめとする持続可能な社会に向けた取り組みへの関心も高まりつつあり、従来以上に環境に配慮した生産方法を重視する生産者が増加しています。
YAGは野菜移植作業の省人化・省力化と、持続可能な農業実現に向け、野菜移植機2機種に環境に配慮したエンジンを搭載し、より使いやすい機能を追加してモデルチェンジいたしました。

今後もYAGは、お客さまのニーズに応えるとともに持続可能な農業の発展に貢献してまいります。

商品概要

商品名:乗用汎用たまねぎ移植機「PH40RAシリーズ」
発売日:2022年7月1日(金)
商品価格:1,665,400円~1,751,200円(税込、メーカー希望小売価格)

商品名:乗用汎用野菜移植機「PH20RAシリーズ」
発売日:2022年8月1日(月)
商品価格:1,427,800円~1,598,300円(税込、メーカー希望小売価格)

主な特長

(1)快適に作業ができる乗用タイプ

機械に乗った状態でロータリーポットに苗を入れるだけなので、苗の供給に集中でき、作業性が向上します。また、シートを後ろ向きに配置しているため、植付けた苗を確認しながら作業ができるので効率的です。

<苗供給作業の様子>
<植付け状態を確認>

(2)国内排ガス規制対応のクリーンなエンジンを採用

日本陸用内燃機関協会の3次排ガス自主規制に対応したクリーンなエンジンを搭載しています。従来製品よりも振動や騒音が少なく、長時間の作業でもオペレーターにより負担が少なくなりました。また、軽い力でエンジンが始動でき、操作性・環境性の両立を実現しました。

<3次排ガス自主規制に対応したエンジン>

(3)国内排ガス規制対応のクリーンなエンジンを採用

  • 乗車席のシートは前後4段階に調節可能になり、自分の体形にあった座席位置で作業できるので、作業時の疲労軽減に貢献します。
  • かん水装置のタンク容量を従来の10L×2個から20L×2個に増量し、標準装備しました。水の補給回数が減り、効率の良い作業が行えます。ボルトをゆるめてスライドするだけで、かん水量を0~27ccの無段階に調節できます(PH20RA,KS/KSH仕様)。

<かん水タンク>
<かん水容量が調節可能>

商品紹介ページ:

1)乗用汎用たまねぎ移植機 「PH40RAシリーズ」

2)乗用汎用野菜移植機 「PH20RAシリーズ」

ヤンマーについて

1912年に大阪で創業したヤンマーは、1933年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功した産業機械メーカーです。「大地」「海」「都市」のフィールドで、産業用エンジンを軸に、アグリ、建機、マリン、エネルギーシステムなどの事業をグローバルに展開し、お客様の課題を解決するソリューションを提供しています。ヤンマーは“A SUSTAINABLE FUTURE-テクノロジーで、新しい豊かさへ。-”をブランドステートメントに掲げ、次の100年へ向けて持続可能な社会の実現に貢献していきます。

  • 記載されている内容は発表時点のものです。最新の情報とは内容が異なっている場合がありますのでご了承願います。

【商品に関するお問い合わせ】

ヤンマーアグリ株式会社 お客様相談室
TEL:06-7636-9298

過去のニュース一覧