農業 - お知らせ

機能性・耐久性を向上したクローラタイプの 全自動野菜移植機「PW10C」を発売

2022年06月27日
ヤンマーアグリ株式会社

<全自動クローラ野菜移植機 「PW10C」>

ヤンマーホールディングス株式会社のグループ会社であるヤンマーアグリ株式会社(本社:岡山県岡山市、社長:増田長盛、以下YAG)は、機能性と耐久性を向上させたクローラタイプの全自動野菜移植機「PW10C」を2022年8月1日(月)に発売します。

新鮮で安全・安心な国産野菜の需要が高まっており、野菜栽培面積は増加傾向にあります。YAGは「PW10C」に野菜移植作業の省人化・省力化・省コスト化を実現する機能性を追加し、さらに耐久性を向上させモデルチェンジしました。

今後もYAGは、お客さまのニーズに応えるとともに持続可能な農業の発展に貢献してまいります。

商品概要

商品名:全自動クローラ野菜移植機 「PW10C」
発売日:2022年8月1日(月)
商品価格:1,795,200円~1,807,300円(税込、メーカー希望小売価格)

主な特長

(1)安定した作業性

  • クローラタイプの移植機は、傾斜の多いほ場でもより機体が安定し、株間がずれにくく、植付精度が向上します。転輪内側をシールカバーで覆うことで、泥や砂等の侵入を極力防止し、より安定した駆動と耐久性を実現しました。
  • 覆土ローラのスクレーパを針金状に変更し、石嚙みによる覆土ローラの回転ロックを防げるようになりました。より安定した鎮圧が行えるため、植付姿勢が安定します(HURA仕様)。
  • ほ場条件により機体の中心位置を手動で設定できる「自動水平制御装置」は、傾斜地などでも高精度な植付け作業が可能です。
  • 横開き開孔器を採用し、植付け後に覆土輪でしっかり土寄せするので、安定した植付けができます。

(2)操作性

  • 機体高さを維持できる「機体下降ストッパ」を装備。ほ場での休憩やメンテナンス時などに便利です。
  • 見やすいデジタル表示を採用した操作パネルで、1cm刻みでの株間調節や苗空植えが設定できます。

<機体下降ストッパ>
<デジタル表示操作パネル>

(3)国内排ガス規制対応のクリーンなエンジンを採用

日本陸用内燃機関協会の3次排ガス自主規制に対応したクリーンなエンジンを搭載しています。従来製品よりも振動や騒音が少なく、長時間の作業でもオペレーターにより負担が少なくなりました。

<3次排ガス自主規制に対応したエンジン>

商品紹介ページ:

ヤンマーについて

1912年に大阪で創業したヤンマーは、1933年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功した産業機械メーカーです。「大地」「海」「都市」のフィールドで、産業用エンジンを軸に、アグリ、建機、マリン、エネルギーシステムなどの事業をグローバルに展開し、お客様の課題を解決するソリューションを提供しています。ヤンマーは“A SUSTAINABLE FUTURE-テクノロジーで、新しい豊かさへ。-”をブランドステートメントに掲げ、次の100年へ向けて持続可能な社会の実現に貢献していきます。

  • 記載されている内容は発表時点のものです。最新の情報とは内容が異なっている場合がありますのでご了承願います。

【商品に関するお問い合わせ】

ヤンマーアグリ株式会社 お客様相談室
TEL:06-7636-9298

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