ニュースリリース

宮城県と農業分野に関する包括連携協定を締結

2022年03月29日
ヤンマーホールディングス株式会社

<宮城県との協定締結式の様子>

ヤンマーホールディングス株式会社のグループ会社であるヤンマーアグリジャパン株式会社(本社:大阪市、社長:渡辺丈、以下YAJ)は、水田のフル活用に向けた技術実証、スマート農業普及や食品関連産業と連携したサプライチェーンの構築など、宮城県における農業のさらなる効率化・活性化を目指して宮城県と農業分野に関する包括連携協定を3月28日に締結しました。

宮城県では、安全で安心な食料が安定的に供給されることや、次代の農業者の育成、持続的な農業経営と発展などを目指し、「みやぎ食と農の県民条例基本計画(以下、本計画)」を2021年3月に策定するなど、農業振興に関する施策を総合的に展開しています。
また、YAJは、「農業を、食農産業へ。」をビジョンに掲げ、機械化だけでなく、ICTなどの技術を取り入れた効率的な農業経営や持続可能な農業の実現に向けたさまざまなソリューションを提供しています。

YAJは本計画に賛同し、包括連携協定を締結することで、自社が保有する技術やノウハウを活かして地域社会や農業界におけるさまざまな関係団体とともに、宮城県の食産業と農業の発展に貢献してまいります。

連携を検討する主な取り組み

1. ICT/新技術活用による生産性の向上、省力/低コストで環境に配慮した持続的な食料生産体制の構築

  • 水田のフル活用に向けた技術実証(土地利用型野菜作・子実とうもろこし等推進における共同活動)
  • 水稲省力作業体系確立に向けた技術実証(密苗・直播栽培体系等)
  • 施設園芸栽培における省力技術実証

2. 次代の農業を担う人材の確保・育成

  • スマート農業普及に向けた共同活動
  • 教育機関との連携(農業大学校・高校等への支援)
  • 農作業安全対策への支援

3. 県産農産物の新たな需要創出

  • 食品関連産業との連携によるサプライチェーンの構築、生産と消費のマッチング
  • ICT技術を活用した販売戦略、付加価値の創出
  • 県産農産物の価値向上に寄与する発信及びサービスの構築

4. その他、地域社会の活性化および県民サービスの向上

  • 新技術、スマート農業技術等の実証における共同活動
  • みどりの食料システム戦略を見据えた実証に関する共同活動

<ヤンマーについて>

1912年に大阪で創業したヤンマーは、1933年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功した産業機械メーカーです。「大地」「海」「都市」のフィールドで、産業用エンジンを軸に、アグリ、建機、マリン、エネルギーシステムなどの事業をグローバルに展開し、お客様の課題を解決するソリューションを提供しています。ヤンマーは“A SUSTAINABLE FUTURE-テクノロジーで、新しい豊かさへ。-”をブランドステートメントに掲げ、次の100年へ向けて持続可能な社会の実現に貢献していきます。

  • ニュースリリースに記載されている内容は、記者発表時点のものです。最新の情報とは内容が異なっている場合がありますのでご了承願います。

【本件に関するお問い合わせ先】

ヤンマーアグリジャパン株式会社 東北支社
TEL:022-288-8451

【報道関係者お問い合わせ先】

ヤンマーホールディングス株式会社
ブランド部コミュニケーション部 広報担当
E-mail: koho@yanmar.com

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