農業 - お知らせ

「第29回ヤンマー 学生懸賞論文・作文」大賞・金賞作品を決定

2019年02月01日
ヤンマー株式会社

ヤンマー株式会社のグループ会社であるヤンマーアグリ株式会社(本社:大阪市、社長:北岡裕章)は、「第29回ヤンマー 学生懸賞論文・作文」において、優秀作品として論文13編(大賞、特別優秀賞、優秀賞)、作文12編(金賞、銀賞、銅賞)を決定しました。

当社は、次世代を担う若者たちに農業の未来について広く自由な観点で論じてもらうことを趣旨として、1990年より「学生懸賞論文・作文募集事業」を実施しています。今年度は、「"農業"を"食農産業"に発展させる」をテーマとした論文・作文の募集を行い、農業に対する夢があふれる論文42編、作文596編が寄せられました。

近年、日本・世界における農業を取り巻く環境が大きく変化する中、農業が持続可能であり続けるためには、急速に変化する農業・食料生産の環境に対応していくことが重要です。ヤンマーグループでは、これまで追求してきた農業の「生産性」と「資源循環」を今後も継続し、さらに高いレベルを目指すことに加え、「経済性」(農業のもうかるかたち)の追求にも取り組んでいます。農作物の生産からその先にある加工、流通などを含めた"食"に対するソリューションの提供や、生産物の高付加価値化など、さまざまな農業・食料生産の在り方を、次世代を担う皆様と一緒に考えていきたいという想いから、今年度も引き続き、「"農業"を"食農産業"に発展させる」をテーマとした論文・作文の募集を行いました。

審査結果

【論文の部】

氏名 学校名及び学部・学科 論文タイトル
大賞
賞金100万円
賞状・記念品
伊丹 恵理瑳 鹿児島県立農業大学校
畜産学部 畜産研究科 2年
日本の養豚業を"食農産業"として発展させる提言~日本の養豚に新たな風を~
特別優秀賞
賞金30万円
賞状・記念品
日塔 龍希
伊藤 虎
山形県立農林大学校
畜産経営学科 2年
肉用牛の水田放牧による中山間地域の農業振興方策の提案
鈴木 晴香
中野 七海
西田 あいら
静岡文化芸術大学
文化政策学部 文化政策学科 3年
農の「多面的機能」を内部経済化する価値創造モデルの提示-浜松市北区引佐町「久留女木の棚田」における「引佐耕作隊」の事例から-
  • 上記に加え、優秀賞(賞金10万円/賞状・記念品)10編が選ばれました。

【作文の部】

氏名 学校名及び学部・学科 論文タイトル
金賞
賞金30万円
賞状・記念品
市原 朱沙 熊本県立農業大学校
農学部 畜産学科 1年
「千年続いた草原を阿蘇のプラットホームに!」~ストーリー性に満ちた畜産経営を目指して~
銀賞
賞金10万円
賞状・記念品
花村 和香奈 静岡県立農林大学校
養成部 園芸学科 1年
食に花を~エディブルフラワーと規格外品の利用価値~
中村 美希 鹿児島県立農業大学校
農学部 1年
青い"みかん"な私の夢
  • 上記の他、銅賞(賞金5万円/賞状・記念品)9編、奨励賞(賞状・記念品)15編の作文が選ばれました。

<ヤンマーについて>

1912年に大阪で創業したヤンマーは、1933年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功しました。以来、産業用ディーゼルエンジンを事業の柱とし、さまざまな市場へ商品・サービス・ノウハウを融合したトータルソリューションを提供する総合産業機械メーカーです。小型エンジン、大型エンジン、農業機械・農業施設、建設機械、エネルギーシステム、マリン、工作機械・コンポーネントの7事業を有し、グローバルにビジネスを展開しています。
「自然と共生し、食料生産とエネルギー変換の分野でお客様の課題を解決するとともに、未来へつながる社会とより豊かな暮らしへの貢献」をミッションステートメントに掲げ、世界の「都市」「大地」「海」の事業フィールドで、資源循環型社会"A SUSTAINABLE FUTURE"実現への貢献を目指しています。

  • お知らせに記載されている内容は、2月1日時点のものです。最新の情報とは内容が異なっている場合がありますのでご了承願います。

【本件に関するお問合せ先】

ヤンマーホールディングス株式会社
ブランド部コミュニケーション部 広報担当
E-mail: koho@yanmar.com

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