農業 - お知らせ

「密苗」栽培技術が民間研究開発功績者表彰において農林水産大臣賞を受賞

2018年11月21日
ヤンマー株式会社

<密苗仕様田植機による作業イメージ>

ヤンマーのグループ会社であるヤンマーアグリ株式会社(本社:大阪市、社長:北岡裕章)が株式会社ぶった農産、農事組合法人アグリスターオナガと共同で取り組んだ、「『密苗』栽培技術による田植作業の革新的省力・低コスト化の実現」が、平成30年度(第19回)「民間部門農林水産研究開発功績者表彰」において農林水産大臣賞を受賞しました。

「民間部門農林水産研究開発功績者表彰」とは、農林水産省及び公益社団法人農林水産・食品産業技術振興協会が共同で実施し、農林水産業その他関連産業に関する研究開発のうち、民間が主体となって行っているものについて優れた功績をあげた者を表彰するものです。

「密苗」は農業機械メーカー、農業経営者、地域の研究機関が三位一体となって技術確立を行い、育苗トレイ数と運搬・苗継ぎ時間を約1/3に、育苗資材費を約1/2に削減できる栽培技術です。

この度の受賞では、水稲移植栽培において育苗トレイに稲種子を高密度で播種し、その苗マットを細かく掻き取ることで育苗マット数を削減する「密苗」栽培技術の開発により、田植作業の大幅な省力化・低コスト化を実現した点が高く評価されました。
今回の受賞に伴い、11月21日(水)に、東京ビッグサイトで表彰式が行われました。

受賞者名・所属名等(敬称略) 業績名
ヤンマーアグリ株式会社 伊勢村 浩司、土井 邦夫
ヤンマー株式会社 澤本 和徳
株式会社ぶった農産 佛田 利弘
農事組合法人アグリスターオナガ 濱田 栄治
「密苗」栽培技術による田植作業の革新的省力・
低コスト化の実現
<表彰式の様子>

<ヤンマーについて>

1912年に大阪で創業したヤンマーは、1933年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功しました。以来、産業用ディーゼルエンジンを事業の柱とし、さまざまな市場へ商品・サービス・ノウハウを融合したトータルソリューションを提供する総合産業機械メーカーです。小型エンジン、大型エンジン、農業機械・農業施設、建設機械、エネルギーシステム、マリン、工作機械・コンポーネントの7事業を有し、グローバルにビジネスを展開しています。
「自然と共生し、食料生産とエネルギー変換の分野でお客様の課題を解決するとともに、未来へつながる社会とより豊かな暮らしへの貢献」をミッションステートメントに掲げ、世界の「都市」「大地」「海」の事業フィールドで、資源循環型社会“A SUSTAINABLE FUTURE”実現への貢献を目指しています。

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【本件に関するお問合せ先】

ヤンマーアグリ株式会社 経営企画部 新規事業推進グループ
TEL:06-7636-9345 FAX:06-6373-1145

【報道関係者お問合せ先】

ヤンマーホールディングス株式会社
ブランド部コミュニケーション部 広報担当
E-mail: koho@yanmar.com

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