農業 - ニュースリリース
高い作業効率と快適な居住性を両立したトラクター「YT3シリーズ」を発売
2016年03月22日
ヤンマー株式会社
ヤンマー株式会社(本社大阪市:社長 山岡健人、以下ヤンマー)は、高い作業効率と快適な居住性を両立したトラクター「YT3シリーズ」を発売します。
「YT3」シリーズは、特に高付加価値畑作物農家の皆様から要望の多い仕上がり精度について大幅に改善した「新型ロータリー」を採用。ロータリーの爪配列や爪形状およびカバー形状を見直すことで反転性能と鋤き込み性能を向上させました。また、中型トラクターでありながらキャビン容積を従来機※1に比べ10%アップするなど広いスペースを確保し、長時間の作業でも疲れにくい快適な居住空間を実現しています。更に高馬力タイプの「YT352/YT357」は、GPSアンテナおよび通信端末を標準搭載し、農業機械から発信される稼働情報やエンジンのコンディション情報等をもとに、お客様へ最適なサービスを提供する「スマートアシストリモート(SA-R)※2」に対応しています。
当モデルの発売により、「YTシリーズ」で小規模兼業農家から大規模農家まで対応可能な幅広いラインナップを展開し、様々なお客様のニーズにマッチした提案を行ってまいります。
1. 商品名:ヤンマートラクター「YT3シリーズ」 YT330(J)/333(J)/338(J)/345(J)/352J/357J
2. 販売開始日:2016年4月1日
3. 商品価格:3,490,000~7,630,000円(消費税抜き メーカー希望小売価格 デルタ仕様含む)
4. 主な特長:
(1)新型ロータリーによる耕うん作業の仕上がり精度向上
- ロータリーの爪配列や爪形状およびカバー形状を見直すことで、反転性能と鋤き込み性能をアップしました。
- センサーの精度向上などにより「深さ」「水平」の自動制御をより効率化。波打ちや虫食いの少ない均平な仕上がりを実現しました。
(2)高いデザイン性とプロのための快適な乗り心地を両立
- 従来機※1と比べてキャビン容積を10%アップ(2.1m3から2.3m3、キャビン幅195mm拡大)。更にエアコンユニットを後部へ移動することで、天井の高さを100mm拡大しました。
- ボンネット前方へ傾斜をつけたスラントノーズデザインを採用し、流麗なデザインとともに作業時の前方視界性が向上しました。
(3)ICTの活用による作業性の向上
- エンジン負荷や車速を自動で制御する「e-CONTROL」機能や、車速とエンジン回転速度をワンタッチで切り換える「A/Bモード」などの機能を詳細に設定することができるカラーモニターをこのクラス(2.5t以下)では業界で初めて搭載しました。(カラーモニターはキャビン仕様で標準搭載)
- 高馬力タイプの「YT352/YT357」では、「スマートアシストリモート(SA-R)※2」に対応しています。エラー情報通知サービスや盗難抑止見守サービスでお客様の機械を見守るだけでなく、稼動診断保守サービスで稼働効率の向上や、ランニングコストの低減などのソリューションをご提案します。また、アドバンスコース(有料)では、ほ場情報や作業記録をスマートフォンやタブレットで一元管理し、より効率的な農場経営を実現します。
- ※1従来機EG300シリーズと比較
- ※2スマートアシストリモート(SA-R)について詳しくはこちら
https://www.yanmar.com/jp/agri/support/smartassist/
<ヤンマーについて>
1912年に大阪で創業したヤンマーは、1933年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功しました。以来、産業用ディーゼルエンジンを事業の柱とし、さまざまな市場へ商品・サービス・ノウハウを融合したトータルソリューションを提供する総合産業機械メーカーです。小型エンジン、大型エンジン、農業機械・農業施設、建設機械、エネルギーシステム、マリン、工作機械・コンポーネントの7事業を有し、グローバルにビジネスを展開しています。
「自然と共生し、食料生産とエネルギー変換の分野でお客様の課題を解決するとともに、未来へつながる社会とより豊かな暮らしへの貢献」をミッションステートメントに掲げ、世界の「都市」「大地」「海」の事業フィールドで、資源循環型社会“A SUSTAINABLE FUTURE”実現への貢献を目指しています。
詳しくは、「ヤンマーについて」をご覧ください。
【報道関係者お問合せ先】
ヤンマーホールディングス株式会社
ブランド部コミュニケーション部 広報担当
E-mail: koho@yanmar.com
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