農業 - ニュースリリース

会員制農業体験施設「ヤンマー遊悠ファームとよの」の本格オープンについて

2013年04月10日
ヤンマー株式会社

ヤンマー株式会社は、都市近郊にお住まいの方に、里山での農業体験を満喫していただける直営の会員制農業体験施設「ヤンマー遊悠ファームとよの」をこのたび、大阪府豊能町に本格オープンします。

昨年のオープン初年度は、自然あふれる豊能町の魅力や豊かな里山の環境を知っていただくため、体験イベントとして、お米や野菜の植え付け・収穫体験や、地元の伝統野菜づくりなど地域の特色を活かしたさまざまなイベントを実施してまいりました。

今年度より、お米作り『田んぼでお米作り体験』と野菜作り『体験型農園』の2コースを準備し、会員制の農業体験施設として本格オープンいたします。当社独自の機械講習会や、大阪府や地元の方と連携した講習会、地域資源を活用した特色のある農法(ヤンマー資源循環農法)や地元野菜(高山真菜)の栽培など、地域に根ざした他社にはない農業体験施設を目指していきます。「ヤンマー遊悠ファームとよの」の展開を通して、当社は都会の家族に「農という新たな楽しみ」、都市近郊農村へ「農の未来」を提供することにより“21世紀の農”をデザインしていきます。

1.会員制農業体験施設「ヤンマー遊悠ファームとよの」概要:

1)開設場所:
大阪府豊能郡豊能町山地区
2)農地面積:
約60a(稲作圃場:約30a、畑作圃場:約20a、その他休憩所10a)
3)主な取り組み内容:
野菜作り体験教室の開催(年間約20回を開催予定:完全予約制、全20区画)
(作業効率化に寄与する農業機械 操作講習会の開催を含む)
お米作り体験教室の開催(稲の手植え、手刈り収穫体験など:50組完全予約制)
大阪府の推進する準農家※制度を活用した次世代の農家育成サポート

2.取り組みの背景と狙い:

農業者の高齢化や担い手不足が進む中、農地面積は全国的に漸減傾向にあり、遊休化する農地が今後増加していくことが心配されています。このような状況の打開と、国内農業活性化のお手伝いをするべく、当社が豊能町高山地区で遊休化の恐れのある農地を借り、農業生産および都市住民の農業体験をご提供する“モデル農場”として昨年5月開設したのが「ヤンマー遊悠ファームとよの」です。

当社と大阪府、豊能町、一般財団法人 大阪府みどり公社が連携し、農業の多様な担い手の育成や農空間の保全・活用、地域活性化の推進に関係者が一体となって取り組んでまいりました。

3.「ヤンマー遊悠ファームとよの」体験型農園 本格オープンイベントについて:

1)日時:
2013年4月13日(土)11:00−
2)イベント内容:
野菜教室、農作業安全講習、野菜の種まき
4/13より、毎週土曜日に野菜教室を開催していきます。

【ご参考:2012年度の活動実績】

<田んぼで田植え体験>
田んぼで田植え体験
約100名の方に、1,000m2の田んぼで手植え体験を行っていただきました。バケツにも苗を植えて自宅でも栽培していただきました。
<夏休みの自由研究(竹水鉄砲づくり)>
地元の方が先生になり、竹で水鉄砲作りを行いました。夏休みの自由研究として喜ばれました。
野菜の収穫体験
田んぼで田植え体験
ヤンマー資源循環農法で栽培した夏野菜を収穫していただきました。安心・安全で美味しい野菜は子供たちにも大人気でした。
田んぼで稲刈り体験
田植えイベントに参加いただいたお客様を中心に130名のお客様に手刈り体験をしていただきました。収穫後は、昔ながらの方法で、手作業で精米体験を行っていただきました。

以上

<注記>
ニュースリリースに記載されている内容は、記者発表時点のものです。最新の情報とは内容が異なっている場合がありますのでご了承願います。

本件に関するお問合せ先

ヤンマー株式会社 総務部・広報グループ
TEL:06-6376-6212 FAX:06-6372-2455 E-MAIL:koho@yanmar.co.jp

ヤンマー遊悠ファームとよのに関するお問合せ先

ヤンマー株式会社 農機事業本部国内推進部ソリューション推進部
TEL:06-6376-6032 E-MAIL:yuyu-farm@yanmar.co.jp

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