代表理事
佐藤 正尚様(左)
組合員高橋 政史様(右)
- 地域 : 新潟県長岡市
- 掲載年 : 2021年
- 作物・作業 : 水稲
- 密苗導入面積 : 7.8㏊
小国西部生産組合は、地域の集落営農から発展した生産組合だ。23.58haで水稲を栽培。同組合では、3年前に代表理事に就任した佐藤さんの〈省力化・低コスト化〉という号令の下、少数精鋭主義を取り入れ、現在は繁忙期以外は5人のオペレータで、ほぼ全ての作業をカバーされている。佐藤さんは2018年に4.5haの面積で密苗を試験的にスタート、その結果を受けて翌2019年にヤンマーの6条植えの密苗田植機を導入し、密苗の栽培面積を7.8haへと拡大し本格的に始動した。2020年には、さらなる省力化・コストダウンを目指して8条植えの密苗田植機YR8Dを導入し、現在は2台体制で田植えを行っている。
苗箱の使用数は、慣行17枚/10aのところ、密苗10枚/10aと、大幅に減ったという。効果をうかがうと「苗箱数のほか、苗箱の運搬、苗継ぎ、苗箱洗いなどの手間も減って、コストに換算するとトータルで2割ぐらいは削減できたと思いますよ」と、太鼓判を押していただいた。将来は地域のため、ほかの組織との合流も視野に入れつつ「密苗の面積は増やしたい」と、佐藤さんは笑顔で語ってくれた。
最新技術の田植機を導入しようと密苗直進アシスト田植機を選ばれた佐藤さん。まっすぐ植えることができ、初心者でもラクラク田植えができることが良かったと評価いただけた。実際に初めて使用された高橋さんは、「操作が簡単で、作業に必要な情報がわかりやすく明記され、スムーズに運転できました」というご感想。佐藤さんからも、「やはり初心者でも田植えができるのは非常に良いことなので、今後も密苗直進アシスト田植機を使用していきたい」と、お二人から嬉しいお言葉をいただけた。
栽培のポイントやよくあるご質問など、初めて導入する方にもこれまで経験のある方にも役立つ情報をご紹介
4~8条まで、密苗にベストマッチな田植機