株式会社 庄司農場
代表
庄司 俊光様
- 地域 : 北海道深川市
- 掲載年 : 2020年
- 作物・作業 : 水稲
- 密苗実証面積 : 16ha
株式会社 庄司農場
代表
北海道深川市で、水田36ha、畑作33ha、果樹(サクランボ)0.7haと、大型営農面積に加えて小麦、そばなど多種作物を手がけられている庄司農場の庄司さんは、2019年度に品種「ななつぼし」で密苗に挑戦された。
「今まではポット苗を35〜38日間育苗管理してきましたが、畑作との競合で、これ以上の面積の拡大はむずかしいと思っていました。そんなとき、ヤンマーからの密苗栽培の提案を受け、早速ポットをすべてマットに切替え、水田36ha中16haで密苗栽培に挑戦しました。
初めてのことだったので育苗に少々てこずりましたが、大きな問題もなく、慣行と変わらない収量、品質を得ることができました。同時に育苗期間が短いことを利用し、畑作業との競合も上手く回避することができました。」
ポット苗栽培が主流の北海道で、マット苗へ切替らえれても収量が変わらずというのは、大きな収穫ではないだろうか。多品種作物を手がけられている中での規模拡大を、ヤンマーはこれからもお手伝いしたいと取材地を後にした。
栽培のポイントやよくあるご質問など、初めて導入する方にもこれまで経験のある方にも役立つ情報をご紹介
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