お客様事例紹介

個人専業農家 山田 毅様〈密苗〉

個人専業農家

山田 毅様

  • 地域 : 宮城県角田市
  • 作物・作業 : 水稲(約8ha)
  • 密苗実証面積 : 約8ha

将来を見据えて全ほ場の密苗に挑戦!密苗とYR6Dの組み合わせに驚き!

将来の規模拡大を見据えて密苗を導入

今回密苗についてお話をうかがったのは、8町すべてのほ場で密苗を導入されたという宮城県の山田さん。どのくらいの面積で密苗を導入されましたかという質問に、「8町すべて一気にやりました」という。いっきに導入される方は珍しいが、密苗を導入されたきっかけは何だったのだろうか。「農地を今の8町に増やしたときに導入しようと思いました。今まで5町のほ場だったんですが、ここにきて面積が増えてきているんですよ。5町でいっぱいだった育苗ハウスを増やすにもお金がかかるし、培土にもお金がかかってくる。それじゃぁ、どうしようと考えていたときに密苗の話を聞いたんです」山田さんにはいいタイミングで密苗のことが伝わったようだ。

「5年先、7年先、10年先の未来を見据えたとき、ハウスを建てることもない、培土の経費も軽減できる。あとは苗運びがラクになるという考えで密苗をやろうと決めました!」将来までを見据えた密苗導入に強い決意を感じた。

また、育苗について困った点や工夫した点はないかを聞いてみると、特にないという。「ただ、ヤンマーの担当さんが『健苗ローラを使ったら根が強くなるよ』と教えてくれたので、やってみました。それが本当によかったなぁと思いました」育苗にも問題なかったようだ。

早起きをしなくても十分間に合う。苗運びのラクさと、YR6Dの植付けスピード

密苗を導入して良かった点は、苗運びがラクになったことを実感されている。「今までは田植えを8時からやるにしても、4時半くらいに起きて半日分の苗をいったん田んぼに運んでたんです。それがしなくてよくなりました。朝みんなで7時半くらいから苗運びをやって、8時に田んぼに行って、それから田植えしても十分間に合うんです。もうびっくりしましたよ、あの速さには」。山田さんはYR6Dを導入されていて、田植機の植付けスピードと、苗箱交換の手間がかからないことに驚かれたようだ。
また、「従来の慣行苗のときは反当り17枚くらいの苗箱が必要だったけど、ほ場の大きさにもよるものの『つや姫』でだいたい反当たり8枚、『ひとめぼれ』の方は60株で全部植えたんですが、10枚ですみました」と密苗による効果を実感されている。

YR6Dの燃費の良さと植付けスピードの速さに驚き!

山田さんは密苗を導入されるにあたり、YR6Dの密苗仕様をご購入された。「今までのガソリンからディーゼルになって、本当にびっくりするくらい燃費がいい。燃料満タンで37L入るんだけど、1日使って15Lくらい、2町4~5反くらい植えることができたんです」ガソリン機と比較すると燃料消費量が約25%、燃料代が30%削減できる※というメリットに驚かれたようだ。「あとは植付けスピードの速さにもびっくりしましたよ」。密苗と同様にYR6Dにも満足いただけているようだ。

今後も密苗栽培をすることで、もっともっと規模拡大を実現していただきたい。

  • 燃料消費率ディーゼル220g/PS・h、ガソリン300g/PS・hで計算

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