お客様事例紹介

佐賀県三養基郡上峰町で水稲15haと大豆6haを栽培する八谷さん。以前は他社機を所有していたということで、他社機からの乗り換えの理由をうかがうと「一番の購入理由は、デザインですね。特に刈取部の赤色がインパクトがあって気に入っています。初めて見たときはすごいインパクトを感じましたよ」。とまるで少年のように語ってくれた。また「世界的工業デザイナーである奥山清行氏が商品デザインを担当されたとあって、斬新かつ独創的なデザインになっていますね。これなら若い就農者の興味を引くと思います。従来の農業のイメージとは違う価値観でつくられているので、“新しい農をクリエイトする”というメッセージが届くんじゃないでしょうか」。

では、デザイン以外にどのような魅力を感じておられるのだろうか?「やはりヤンマーならではの足回りの良さですね。低接地圧と強いけん引力を実現したワイドクローラのおかげで湿田でも直進・旋回性に優れています。また、車体の傾きを水平に自動コントロールしてくれる車体水平制御機能で安定感のある走行ができます。あとは、丸ハンドルと高耐久性が購入のポイントになりましたね」。

以前は他社機に乗っていた八谷さんにとって、丸ハンドルはすぐにフィットしたのだろうか?
「実は就農して初めて乗ったコンバインが丸ハンドルだったんです。その後、丸ハンドルではない他社機に乗ったことで改めて良さに気づいたところがあります。丸ハンドルは取り回しが非常に楽なので、疲労を軽減してくれます。ハンドルの反応が良く乗用車感覚の操作ができ、条合わせが簡単なんですよ。また、レバーに各種のボタンが集約されているので、作業に専念することができました」。
乗り心地についてはどうだろうか?「乗り心地はとてもいいですね。ワイドクローラのおかげだと思いますが、特に安定感があって稲を刈りやすいです。長時間乗っていても疲れにくいのは嬉しいですね。以前乗っていた他社機だともっと疲れていました。自社製クリーンディーゼルエンジンの高い環境性能だけでなく、人にも優しいコンバインだと思います」。

購入後間もないため、使いきれていない機能がたくさんあるとおっしゃる八谷さんだが「ノークラッチ副変速を使ったときは便利だと思いました。また、以前乗車したことのあるAG467のときは、たまに稲の搬送にもたついていましたが、YHコンバインはとてもスムーズに上がっていきます」。短期間ながらもYHコンバインならではの性能を体感されているようで嬉しい限りだ。

刈取性能については、どのような印象をお持ちだろうか?
「速度を上げても安定して刈取れますね。それに、オーガシュータはとても使いやすいです。籾の排出スピードもとても速くて驚きました。うちは枠をつけたダンプカーに籾を排出しているのですが、排出口の向きを調節することができるので、すばやく隅々まで排出できます。籾をならす必要もなく、キャビンから出なくていいので助かってますよ」。オーガシュータなどを装備する特別仕様を選択した理由についてうかがうと「オーガシュータは以前乗っていたコンバインにはなかったのですが、ほかのコンバインにも絶対つけた方がいい機能のひとつだと思います。それくらい重宝しています。ほかにもアームレストなどのオプションがついているのでお買い得感がありました」。

現在、購入を検討されている方に対してひと言コメントをお願いしてみた。
「刈取性能と排出スピードはすばらしいですね。また、籾の選別についても非常に満足しています。わらくずも入っていないので高品質の収穫が可能です。今度はこのYHコンバインで麦を収穫してみたいと思っていて、今から楽しみなんです(笑)。一年間使用してトラブルもなく、期待通りの働きをしてくれました」。

YHコンバインに対して高い評価をいただいたが、作業時間は短縮されたのだろうか?「作業時間はかなり短縮されました。特に刈取速度が速くなりましたし、スピーディな条合わせ、籾の排出スピードも作業時間の短縮に貢献してくれました。そして何よりトラブルが発生しなかったことは最大のポイントだと思います。というのも、他社のコンバインでは毎日のようにトラブルが発生していたために、作業時間のロスが多かったんです。YHコンバインに乗り換えてからは、計画通りに収穫を終えることができました」。

また、ヤンマーのサポート体制についてうかがうと「スマートアシストに契約しているのですが、特に盗難防止機能は重視しています。自宅と農業機械を収納する倉庫が離れているために不安なんですが、24時間365日見守っていただいているので安心して農業経営に臨むことができます。また、50時間の無料点検を受けて次のシーズンに向けてより安心して臨むことができますね」。ヤンマーは一人ひとりの農業経営を支える存在でありたい。その思いを改めて強く感じた。