お客様事例紹介

このたびYH590,QJWUを導入いただいた小松さんは、高知県南国市で水稲を中心に栽培するプロ農家だ。栽培品種はコシヒカリとミルキークイーン。
YHコンバインなど、プレミアムデザインの機種を導入された農家の方が口を揃えておっしゃるのが、その斬新なデザインの魅力はもちろん、必ず機能的・能率的なメリットが導入決定の切り札になっているということ。その点は小松さんも同じだ。「YHコンバインの印象?すごく派手になったなぁ(笑)と思いました」と明るく答えてくれたが、それに加えて「周りの人も『すごく良い!』と言ってくれますけど、やっぱり機械は使ってみないとわからんと思うので、皆も、実際に乗ってみたら本当の良さがわかると思います」と、YHコンバインの、ポテンシャルの高さをご実感いただけているようだ。

具体的にうかがっていこう。

小松さんがおっしゃるには、YHコンバインの良さは後作業でわかるらしい。
「今までのコンバインと比べて、乾燥調製の段階で『のぎ(芒=ぼう)』の出方が少ない。選別性能が良くなっている証拠だと思う」。これは『トリプルファン選別』で風量がアップし、新しい『あざやか脱こく部』が、大量の籾を、高能率・高精度に選別するからではないだろうか。YHコンバインの高い選別性能に、プロならではの評価をいただいた。
また搬送についても「わらの通りは良いね。稲わらは、まだ一度も詰まっていません。これまでは稲わらがドン!と流れて来たときには、後ろへくわえていたのが、今はまったくありません」と、きっぱりと答えてくれた。搬送・選別性能の高さというYHコンバインの魅力が、具体的に証明された。

乾燥したほ場だけでなく、湿田での性能も高いYHコンバイン。そのことをうかがうと、「湿田でも問題なく作業できますよ。コンパクトにできてるし、パワーもあるし、重量が軽いからか沈まないし、(クローラが)グ～ッと逃げるようなこともないですね。ウチにも色んなメーカーさんが来るけど、比べてみても湿田性能は今のところヤンマーがいちばん良いですね」と、うれしいお言葉をいただいた。
また天候に左右される収穫作業は、適期収穫をするために効率を重視する。そこでプロ農家はできるだけ早く刈取るのだが、小松さんによると、「刈取作業は、常に最高速でやっているんですけど、まったく支障ありません。倒伏した稲も問題なく刈れます」と、迷いのない表情で語ってくれた。

さらに乗り心地についても、「コンパクトになったからか、これまでと違って、途中で止まっても車体が上下しないし、乗り心地も良いですね。この前も、朝から晩まで乗ったんですが、そのときも疲れませんでした。あと、これまでは刈刃の部分を見るために、中腰みたいな姿勢になって作業をしていたんですけど、YHコンバインは足元もよく見えるから、普通に座って作業できるので、楽ですね」。楽に作業ができることは、毎日作業をするプロ農家にとって重要な要素だ。

1シーズン使われて、すっかりお気に入りいただいているYHコンバインについて、乗り心地や選別性能については先ほど語っていただいたのだが、周りの人へのおすすめポイントについてうかがってみた。
「すすめるなら乗りやすさ、湿田への高い対応性、コンパクトになってバックも見やすいってところかなぁ…。それから『あんしんパック』は良いですね～、このサービスが付くなら皆、ヤンマーに乗り換えるんじゃないの?(笑)」。また小松さんご自身ではなく、知人友人の皆さんの声を伝えてくれた。「私が作業するときに見に来てくれる人も多いんですけど、YHコンバインは刈取部がちょっと短くなっているようで、それが良いって言われます。YHコンバインは本当に評判が良いですよ!これから普及するんじゃないですか?(笑)」。

最後に、何かご要望がないかをうかがうと「う～ん…」と悩まれた末に、「『UFO』も付いてるし、機能・性能は十分。プロ農家としては、長い目で見て乗りやすくて基本性能がしっかりしているのがいちばん。これで十分だと思います!」と、太鼓判を押していただけた。今回のYHコンバインの取材も、最後まで好評価をいただきつつ終えることができた。