ベランダで育てるタマネギ
作物

豆知識

中央アジアから地中海沿岸が原産地。切ったときの目の痛みや、食べたときの辛味のもととなっているのは、 アリシン(硫化アリルの一種)という成分で、ビタミンB1の吸収を高めることで新陳代謝を高めるため、スタミナ増強、疲労回復、神経の鎮静化、不眠、便秘の改善などに効果的です。
また血液の凝固を遅らせてサラサラにし、血中の脂質を減らす効果があるため、糖尿病、高血圧、動脈硬化などの予防にも有効とされています。

薬効的な食べ方・・・生食のほか、炒め物、煮物、和え物などあらゆる料理に
保存方法・・・ネットに入れ、常温で風通しの良い冷暗所に吊るして2~3か月。

栽培方法

苗を購入した場合

良い苗のポイント

  • 葉がまっすぐ伸び、根が白く良く伸びているもの。
    • 根がカットされて販売されている場合は、根の色を確認して、できるだけ白いものを選びます。
  • 茎の太さは5〜6mm、長さは20〜30cm程度のもの。
    • 茎の太さが1cm以上あるものは、トウ立ちしやすいので気をつけましょう。

1. プランターに4〜5本位、苗を植えます。

5~10cmほどの溝をつくり、苗を片側に立て、反対側の土を寄せます。

タマネギの定植

2. 植付けの約2か月後、化成肥料を追肥します。(1回目)

タマネギの追肥1回目

1回目の追肥は、植付けの約2か月半後、株間に化成肥料約5gをパラパラとまきます。まいたあと軽く耕して、根元に土寄せを行います。

3. 1回目の追肥から3週間後、2回目の追肥をします。(2回目)

タマネギの追肥2回目

根元がふくらんできますので、化成肥料約5gを与え根元に土寄せを行います。

4. 収穫します。

葉が枯れ、茎葉が倒れたら収穫です。
根元を持って引き抜きましょう。

タマネギの収穫

オニオンセット(タマネギの子球)栽培の場合

  • オニオンセット栽培とは、種苗店で8月頃に販売される、タマネギの子球(オニオンセット)を植える栽培方法です。

1. 子球(オニオンセット)を植えます。

5cm程度の深さに植えます。植えた後、たっぷりと水をあげましょう(ただしやりすぎに要注意!)。

タマネギの子球を植える

2. 植付けの1ヵ月後、化成肥料を追肥します。(1回目)

タマネギの追肥1回目

植付けて1か月後、化成肥料を約5g与えます。株間に化成肥料約5gをパラパラとまきます。まいたあと軽く耕して、根元に土寄せを行います。

3. 1回目の追肥から1か月後、2回目の追肥をします。(2回目)

タマネギの追肥2回目

さらに1か月後、根元がふくらんできたら、化成肥料を約5g与えます。化成肥料をまいたあと、土寄せを行います。

4. 収穫します。

11月~12月頃、葉が枯れ、茎葉が倒れたら収穫です。
根元を持って引き抜きましょう。

タマネギの収穫
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