ベランダで育てるミニセロリ
作物
レシピ

豆知識

ヨーロッパ原産。三つ葉を大きくしたような形ですが、独特の香りと味わいはセロリに近い野菜です。 葉にはビタミンB、B1、B2、Cとカロチンが、また茎には食物繊維が多いため、整腸、強壮、利尿作用に加え、血液の浄化効果もあります。
また茎には肝機能を高める成分を含んでいるため疲労回復や二日酔いなどにも効きます。

薬効的な食べ方・・・サラダ、ジュースなどの生食のほか、スープ、炒めもの、和え物、薬味など
保存方法・・・葉と茎を分け、ラップに包むかポリ袋に入れて冷蔵庫で保存。

栽培のポイント

セロリは収穫まで5~6ヶ月かかりますが、ミニセロリは短い期間で栽培できます。
ただし、気温が25度以上になると発育不良になりますので、暑い時期は日陰に置いてください。

栽培方法

1. 育苗の準備をします。

ミニセロリの育苗

育苗用のトレイに養土を入れて、トレイ全体に水を含ませてください。

ミニセロリの用土

丈夫な苗を育てるには、用土1Lに対して、化成肥料と苦土石灰がそれぞれ3~3.5gをめやすに混合します。

2. 種をまきます。

浅く穴をあけて種を一粒ずつまきます。
ミニセロリのタネは光を好みますので、種まき後はバーミキュライトで軽めに覆土します。
また乾燥を嫌いますので、毎日、たっぷりと水をあげてください。

ミニセロリの種まき

3. 液肥を毎日与えます。

発芽して10日目頃から、液肥を毎日水がわりに与えます。

  • 水10Lに、ヤンマーナプラパワー2gの液肥。
ミニセロリの芽

4. 根がしっかり張ったら、プランターへ植え替えます。

本葉が3~4枚位になった頃が、植え替えのめやすです。

ミニセロリの定植

5.茎を囲います。

緑の茎のままでも食べられますが、軟白にするには、
紙などで囲ってください。

ミニセロリのめ茎を囲う

6.草丈が20cm位になったら収穫します。

長期間放っておくと“す”が入りますので、注意してください。

ミニセロリの収穫

ベランダ菜園にピッタリの資材

丈夫な苗を育てるヤンマー養土

野菜養土S(標準)タイプ (覆土なし)

野菜養土S(標準)タイプ (覆土なし)

種が発芽しやすい、ピートモスとバーミキュライトを主成分とし、保水性・通気性に優れた養土です。
発芽して10日目頃から、液肥を毎日水代わりに与えます。

野菜肥料ナプラパワー

野菜肥料ナプラパワー

育苗中の追肥用の肥料です。
粉末で水に溶かして使用します
即効性の肥料で肥効が高く、生育が促進されます。

覆土用バーミキュライト

覆土用バーミキュライト

養土や土で覆土すると発芽率が低下してしまいます。
覆土面が固まらず、発芽揃いを促進する覆土用バーミキュライトでの覆土をおすすめします。

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