ベランダで育てるミニニンジン
作物

豆知識

アフガニスタンが原産地。ヨーロッパに伝わった西洋種とアジア東方に伝わった東洋種がありますが、日本で現在流通しているもののほとんどは西洋種です。
免疫力を高め、皮膚や粘膜を強くし、ガン、心臓病、動脈硬化などに効果があるといわれているカロテンが豊富に含まれています。
カロテンは表皮の下にもっとも多いので、丸ごと食べられるミニニンジンがおすすめです。
また、葉は香りがよく、ビタミンCやカルシウムが豊富です。葉つきのものを、ぜひ食べましょう。

薬効的な食べ方・・・サラダ、煮物、シチューなど、葉は炒め物やおひたしなど
保存方法・・・新聞紙などで包み、冷蔵庫へ。葉の部分は根もとから切り落とし別々に保存。

栽培方法

1. プランターに用土をいれます。

用土1Lに対して、化成肥料を1~2g混合します。

ミニニンジンの用土

2. 種をまきます。

浅く溝をつけて種をまきます。

ミニニンジンの種まき

3. 間引きをします。

本葉1枚で3cm、本葉2~3枚で5~6cm間隔に間引きしてください。

ミニニンジンの間引

4. 追肥と土寄せをします。

2週間後、株元に10g(ひとつかみ)の化成肥料を追肥します。
そして、首の部分に日が当たると青くなるので、隠れる程度に土寄せをします。

ミニニンジンの土寄せ

5. 追肥から6~7週間後が収穫時期です。

収穫時期前でも、親指ぐらいの太さになれば収穫しても大丈夫です。

ミニニンジンの収穫