ヤンマーの創業者である山岡孫吉は、「人々の労働の負担を機械の力で軽減し、快適なものにしたい」との想いから、当時技術的に困難とされたディーゼルエンジンの小型化・実用化を世界で初めて成功させました。
そこから“資源の乏しい日本において一滴の燃料も無駄にせず、社会の発展に寄与する”という想いをより強くし、「燃料報国」という理念のもと、優れたエンジンの製造を基盤に、様々な産業機械の製造へと事業領域を拡大。一次産業をはじめとするみなさまの課題解決に貢献してきました。
3月
山岡孫吉、大阪市北区北野西野町(現・茶屋町)に山岡発動機工作所を創業、ガス発動機の修理・販売を行う(写真①②)
4月
東京市本所区永倉町に東京出張所を設置
3月
「ヤンマー」の商標を登録
3月
農用横形「ヤンマー変量式石油発動機」を製造販売(写真③)
9月
石油発動機を動力とする「ヤンマー動力籾すり機」と「ヤンマーバーチカルポンプ」を製造販売
10月
朝鮮京城府(現・ソウル市)に朝鮮出張所を設置
4月
「ヤンマーオフセット式石油発動機」を製造販売
―
漁船用石油発動機「ヤンマーホード」を製造販売
2月
フィリピンのリビー工場と提携し、石油発動機をフィリピンで製造販売
1月
台湾に台北出張所を設置
5月
中国に上海出張所を設置し、「洋馬牌」の商号で販路を拡張
―
立形2サイクル式5馬力ディーゼルエンジンを完成(当社小形ディーゼルエンジンの始まり)
2月
山岡発動機工作所を株式会社に変更
2月
山岡孫吉社長はドイツのライプチヒ・メッセで大形ディーゼルエンジンに魅了される
12月
世界初の小形横形水冷ディーゼルエンジン「HB形」(5~6PS)が完成(写真④)
1月
神崎工場が操業し、小形横形水冷ディーゼルエンジンS形を製造開始(写真⑤)
1月
兵庫県川辺郡小田村長洲(現・尼崎市長洲東通)に山岡内燃機(株)を設立
1月
「燃料報国」をモットーとして正式に掲げる(写真⑥)
10月
滋賀県坂田郡長浜町に長浜工場を設置
6月
空襲を受け、本社を含む大阪製作所と尼崎製作所は建物・設備に甚大な被害を受ける
1月
舶用ディーゼルエンジンLB形(5~7PS)を製造販売(写真⑦)
5月
株式会社神崎高級工機製作所を設立
5月
東南アジアへの輸出を再開、特にインドへのポンプ用エンジンの輸出が増大
3月
滋賀県伊香郡永原村に永原農村精密工場が完成(写真⑧)
5月
東京都中央区八重洲に東京支店を移転
11月
(財)山岡育英会を設立
4月
立形水冷ディーゼルエンジンLD形(15PS)を製造販売、翌5月には2LD形(30PS)、3LD形(45PS)を製造販売
6月
小形横形水冷ディーゼルエンジンK2形(2~3PS)を製造販売
11月
天皇陛下(昭和天皇)、永原農村精密工場にご来臨
2月
山岡内燃機(株)の社名をヤンマーディーゼル(株)に改称
9月
世界最小の横形水冷ディーゼルエンジンK1形(1.5~2PS)を完成(写真⑨)
1月
舶用ディーゼルエンジン4MS形(120PS)を製造販売
9月
東京大学乗鞍岳宇宙線観測所、東京天文台乗鞍岳コロナ観測所へ常用ディーゼル発電機を納入
7月
K形販売キャンペーン「ヘリコプター大作戦」を全国展開(写真⑩)
4月
山岡孫吉社長はドイツ発明者協会から「ディーゼル金賞牌」を授与される
2月
ブラジル・サンパウロにYanmar Diesel Do Brasil Ltda.を設立
4月
山岡孫吉社長は「ドイツ大功労十字章」を授与される
10月
西ドイツ・アウグスブルグ市にディーゼル博士を顕彰する「ディーゼル記念石庭苑」を寄贈(写真⑪)
4月
海運会社7社との共同出資で日本船舶機器(株)を大阪市東区に設立
6月
テレビ番組「ヤン坊マー坊天気予報」の提供を開始(写真⑫)
4月
滋賀県高月町に大森農村精密工場を設置
12月
ヤンマーブラジル工場の開所式を開催
2月
山岡康人副社長、ロータリーエンジンに関する技術提携を西ドイツNSU社およびヴァンケル社と結ぶ
7月
大阪市北区茶屋町にヤンマー農機(株)を設立
3月
ヤンマー農機、企業合同方式による販売会社第1号・吉備ヤンマーを設立
5月
ディーゼル耕うん機Y形シリーズを発売(写真⑬)
5月
農機業界初の動力式田植機・苗まき機TP21、Y30Pを発売
5月
シリンダ径240mmの大形エンジン6G形(950PS)を発売(写真⑭)
9月
滋賀県木之本町にトラクタ専門工場として木之本工場を竣工(写真⑮)
4月
立形水冷ディーゼルエンジン2W90形(20PS)の生産開始
11月
ディーゼルエンジン業界で初の「デミング賞実施賞」を受賞(写真⑯)
1月
ヤンマーサッカー部、全日本選手権・天皇杯で初優勝
4月
世界初のロータリーエンジン船外機R220(22PS)を完成
5月
歩行2条刈のコンバインTC500を発売
10月
地域ヤンマーの第1号、青森ヤンマー(株)を設立
2月
欧米向けヨット用ディーゼルYS8形(8PS)、YS12形(12PS)を発売
1月
FRP船を生産するヤンマー造船(株)を岡山県牛窓町に設立(写真⑰)
3月
インドネシア・ジャカルタにP.T. Yanmar Diesel Indonesiaを設立(写真⑱)
4月
クローラ式ミニショベルYB600Cを発売(写真⑲)
5月
米国ディア社と大形トラクタの輸入販売契約を結ぶ
3月
土木建設用のクローラ式運搬車YFW1000D、2000Dを発売
5月
沖縄海洋博・アクアポリスの常用電源として12GL-UT×1500kVA×2台を納入(写真⑳)
8月
作業用途の広い全旋回式ミニショベルYB1200、YTB1200を発売
9月
インドネシア東ジャワ州にP.T. Yanmar Agricultural Machinery Manufacturing Indonesiaを設立
12月
ヤンマー農機、茨城県真壁郡に関東流通センターを設置、業務を開始
3月
米国へ小形トラクタYM155D、YM135Dの輸出開始
4月
英国ロンドンとオランダ・ロッテルダムに駐在事務所を開設
7月
長浜工場で、新生産方式「きっぷ方式」による生産開始
6月
米国ディア社とヤンマートラクタのOEM契約を結ぶ
11月
京都府大山崎町にヤンマー綜合技術研究所が完成、業務を開始(写真㉑)
5月
尼崎工場は米国船級協会の認定工場の指定を受ける
8月
尼崎工場は英国船級協会の認定工場の指定を受ける
8月
タイ・バンコクにYanmar Thailand Co., Ltd.を設立
10月
ディーゼル和船ZDシリーズを発売
1月
ヤンマー最大出力機関16ZL-ST形(5,000PS)1号機が完成
4月
シンガポールに駐在事務所を開設
4月
プレジャーボート・マリンハンターFZ22を発売、マリンレジャー市場へ進出(写真㉒)
5月
米国シカゴ近郊に北米駐在事務所を開設
9月
ガスタービンAT600S形を商品化(写真㉓)
8月
直噴式の立形水冷ディーゼルTN形シリーズ(11~100PS)を発売(写真㉔)
3月
南極昭和基地でコージェネシステムの運転開始(6RL-T×200kVA×3台)
1月
世界初のディーゼル船外機D27(27PS)を発売
3月
7,000秒低質油対応エンジンT260L-EX形(1500PS)を開発
9月
ガスヒートポンプエアコン(GHP)の本格販売を開始、空調市場へ進出(写真㉕)
3月
栽培漁業の研究開発施設「ヤンマーマリンファーム」を大分県武蔵町に開設
10月
オランダ・アルメーレにYanmar Europe B.V.(YEU)を設立
7月
シンガポールにYanmar Asia(Singapore)Corporation Pte. Ltd.を設立
10月
フランス・サンディジェにAmmann-Yanmar S.A.S.を設立
1月
ヤンマー農機全国大会で、「いま、日本の農業がおもしろい」のスローガンを掲げる
6月
ヤンマー農機、創立30周年記念事業として「ヤンマー学生懸賞論文」の募集を開始(写真㉖)
7月
ヤンマー農機と石川島芝浦機械が業務提携
3月
野菜移植機「ナプラ」CP-1を発売
ヤンマー創業80周年記念式典を本社で開催、新しい企業理念を発表
9月
舶用小形ディーゼル1GM形が、欧州ボーデン湖排出ガス規制をクリアし認証を取得
GHPビル用マルチY10GPAZを発売
12月
ディーゼルエンジンの戦後生産累計が1,000万台を達成
4月
立形汎用ディーゼルTNEシリーズ(8.6 ~ 84.2kW)を発売
12月
ヤンマーサッカー部を母体として大阪サッカークラブを設立、チーム名は「セレッソ大阪」(写真㉗)
1月
新世代ミニショベルViO(ビオ)シリーズを発売(写真㉘)
5月
立形汎用ディーゼルエンジンTNEシリーズが米国カリフォルニア州排出ガス規制をクリアし認証を取得
4月
滋賀県びわ町に立形汎用ディーゼルエンジンを生産する「びわ工場」を建設、竣工式を開催(写真㉙)
10月
高速耕うんトラクタ「エコトラ」シリーズを発売(写真㉚)
10月
イタリアのカジバ社と合弁でYanmar Cagiva S.p.A.を設立
7月
立形汎用ディーゼルエンジン4TNE94/98が、世界で初めての米国環境保護庁(EPA)排出ガス規制の認証を取得
12月
高速耕うんトラクタ・エコトラが、「日経優秀製品・サービス賞」の優秀賞を受賞
1月
オランダのYEUに舶用エンジンの組立工場が竣工(写真㉛)
10月
中国江蘇省無錫市に合弁で洋馬農機(中国)有限公司を設立(写真㉜)
9月
米国アトランタ近郊にYanmar Manufacturing America Corp.を設立
10月
ガスマイクロコージェネシステムYCP9800を発売
11月
乗用型では最軽量で歩行型並みの低価格を実現した4条植田植機Pe-1を発売
7月
低NOX・低燃費を両立させた舶用補機関「エコディーゼルSAVETEN」を発売
1月
滋賀県米原町にヤンマー中央研究所が竣工(写真㉝)
1月
インドネシアにエンジン部品を生産する合弁企業 PT.YKT Gear Indonesiaを設立
1月
グループ経営方針「ヤンマー進化計画(Yanmar Evolution Plan)」を発表
4月
電気推進船「千祥」に6N165L形を納入(写真㉞)
7月
ヤンマーディーゼルは事業持株会社に移行、社名をヤンマーディーゼルからヤンマー株式会社に変更
7月
ヤンマー木之本工場のトラクタ生産部門と神崎高級工機伊吹工場を統合し、ヤンマー農機製造(株)を設立
7月
オランダ・アルメーレにYanmar Marine International B.V.を設立
1月
中国に洋馬発動機(上海)有限公司を設立
3月
大阪市北区大淀中にヤンマーエネルギーシステム(株)を設立(写真㉟)
3月
長浜工場が、62年間の生産活動を終了
3月
ヤンマーグループの製造体質強化のため、YWK(Yanmar Way by Kaizen)活動がスタート
7月
セイレイ工業の建機生産部門を母体にヤンマー建機(株)を設立
12月
インド・デリーに駐在事務所を開設
5月
特機・新商品発表会で舶用補機関6EY18(A)L形を披露
1月
マレーシアにヤンマー初の海外研究所 Yanmar Kota Kinabalu R&D Center Sdn. Bhd.を設立(写真㊱)
2月
山東時風洋馬発動機有限公司の社名を洋馬発動機(山東)有限公司に改称
4月
ロシア・モスクワに駐在事務所を開設
8月
1933年に開発した世界初の小形横形水冷ディーゼルエンジンHB形が日本機械学会の「機械遺産」に認定される(写真㊲)
9月
世界の部品供給基地としてヤンマー物流サービス・神戸センターを建設、竣工式を開催
3月
ドイツ・アウグスブルグ市でディーゼル記念石庭苑贈呈50周年を祝う記念碑の除幕式を開催(写真㊳)
6月
ヤン坊マー坊天気予報が放送50周年を迎える
12月
尼崎工場がドイツ船級協会の認定工場に世界のエンジンメーカーで初めて指定される
1月
タイのYanmar S.P.に新工場を建設し、トラクタの生産を開始
3月
東日本大震災により、ヤンマーグループの販売拠点が消失するなど甚大な被害を受ける(写真㊴)
4月
イタリア・フィレンツェに欧州初の研究開発拠点 Yanmar R&D Europe S.r.Lを設立
1月
ヤンマーグループの「新ミッション」を発表
1月
ヤンマー創業100周年記念大会を神戸で開催(写真㊵)
3月
ヤンマーが創業100周年を迎える
7月
小形産業用ディーゼルエンジン4TNV88Cが米国EPAおよびCARBの排出ガス4次規制の認証を取得
1月
ICT技術を活用した「スマートアシスト」サービスを開始
3月
滋賀県長浜市にヤンマーミュージアムがオープン(写真㊶)
4月
ヤンマーホールディングス株式会社を設立し、持株会社制に移行
7月
小形産業用ディーゼルエンジンTNVがスイス排出ガス規制の認証を取得
7月
新ブランドマーク「FLYING-Y」を発表(写真㊷)
9月
PT.YANMAR INDONESIAの鋳造工場が稼動
1月
国内販売会社ホクトヤンマー株式会社とヤンマー農機販売株式会社を経営統合し、ヤンマーアグリジャパン株式会社を設立
2月
ロシア・モスクワにYANMAR RUS LLCを設立
3月
長居陸上競技場 (大阪市)のネーミングライツを取得し、長居陸上競技場 をヤンマースタジアム長居に・長居第2陸上競技場をヤンマーフィールド長居に愛称を決定(写真㊸)
4月
特例子会社としてヤンマーシンビオシス株式会社を設立
7月
インド・チェンナイにYANMAR COROMANDEL AGRISOLUTIONS PRIVATE LIMITEDを設立
8月
ベトナム・ホー・チ・ミンにYANMAR AGRICULTURAL MACHINERY VIETNAM CO., LTD.を設立
8月
ヤンマーミュージアムが一般社団法人日本建設業連合会から日本を代表する建築賞であるBCS賞を受賞
10月
インドネシア・ボゴールに農業研究拠点としてYANMAR AGRICULTURAL RESEARCH INSTITUTE - IPBを設立
11月
ヤンマー新本社ビルが竣工し、愛称をYANMAR FLYING-Y BUILDINGと名づける(写真㊹)
3月
フィリピン・パッシグ市にYANMAR PHILIPPINES CORPORATIONを設立
4月
「ヤンマーリモートサポートセンター」を設立
4月
スペインの発電機メーカーHimoinsa社をグループ会社化
5月
“プレミアムデザイン”を採用したトラクターYTシリーズを発売(写真㊺)
6月
ベトナム ビンディン省にYANMAR BOAT MANUFACTURING VIETNAM CO.,LTD.を設立
3月
ブランドステートメント「A SUSTAINABLE FUTURE ーテクノロジーで新しい豊かさへ。-」を発表
8月
植物関連分野の研究拠点「バイオイノベーションセンター 倉敷ラボ」を設立(写真㊻)
9月
トラクター「YT3シリーズ」およびヤンマーミュージアムが「2016年度 グッドデザイン賞」を受賞
9月
トルコ、イズミール市にYANMAR TURKEY MAKINE A.Sを設立
4月
ヤンマーミュージアムが累計来館者数50万人を達成
6月
自動運転技術を搭載した「ロボットトラクター」を発売(写真㊼)
4月
立形水冷エンジンの累計生産台数1,000万台を達成(写真㊽)
9月
ドイツ、マール市にYanmar Energy System Europe GmbHを設置
10月
ヤンマーミュージアムがリニューアルオープン
4月
ヤンマーマリンインターナショナルの傘下にヤンマーマリンインターナショナルアジア株式会社を設立
10月
グローバルCS拠点、ヤンマーシナジースクエアをオープン(写真㊾)
12月
カナダ、オンタリオ州にYANMAR Energy System Canada Inc.を設立
4月
ヤンマークローラーキャリアが誕生50周年を迎える
8月
ヤンマーシナジースクエアが第34回日経ニューオフィス賞「近畿ニューオフィス推進賞」を受賞
10月
X47 Express Cruiserが「2021年度 グッドデザイン賞」を受賞
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