サステナビリティの実現に向けて
2020年から続いていた新型コロナウイルス感染症は、ようやく危機的な状況を乗り越え、新たな日常を取り戻したと言えるでしょう。しかし、長引くロシアによるウクライナ侵攻は、サプライチェーンの混乱や、原燃料高、物流費の高騰、急激なインフレなど、依然として経済をはじめ経営に影響を及ぼすリスクが高い状況にあることは変わりありません。
一方で、私たちが生活する地球環境に目を向けると、食料不足や、エネルギー需要の増加、気候変動などの社会課題が山積しており、多くの企業がこれら課題への向き合い方を問われています。
ヤンマーグループでは、FUTURE VISIONとして掲げる4つの豊かな社会の実現を通じて、「A SUSTAINABLE FUTURE —テクノロジーで、新しい豊かさへ。—」を創り出すことをパーパスとしています。「人間の豊かさ」と「自然の豊かさ」を両立したものを「新しい豊かさ」と位置付け、お客さまの課題を解決し、未来につながる社会とより豊かな暮らしを実現するという責任を担ってまいります。